レイハンル爆発犯、さらに3人逮捕―ハタイ県知事発表
2013年05月18日付 Yeni Safak 紙


ハタイ県のメフメト・ジェラレッティン・レケスィズ知事は、レイハンル郡での爆弾テロに関して、「2013年5月17日夕刻、事件の主犯の一部とみられる、本県の住民で逃亡していたS.E.、Y.B.、M.K.、M.G.という名前の4人の容疑者を新たに捕まえた」と述べた。

レケスィズ知事は、ハタイ県庁の庭で記者会見を行い、2013年5月11日にレイハンルで発生した2件の爆発で、51人の市民の命が失われたことを思い出させた。

レケスィズ知事は、事件の犯人逮捕に向けた努力が、警察・情報両組織によって非常に綿密かつ断固として行われていると述べ、「警察と情報組織の断固とした、集中的な捜査の結果、2013年5月17日夕刻、事件の主犯の一部とみられる、本県の住民で逃亡していたS.E.、Y.B.、M.K.、M.G.という名前の4人の容疑者を新たに捕まえた」と述べた。

レケスィズ知事は、事件に関連して、すでに身柄が確保されていたハタイ県民のM.G.、E.Ö.、 E.A.、 A.E.が逮捕されたことを明らかにした。

レケスィズ知事は、ハタイ県民のE.A.について、逮捕されずに裁判にかけられるため釈放されたと述べ、次のように続けた。

「現在までに事件に関して身柄を確保された人数は17人だ。このうち7人は、逮捕されて刑務所に収監された。身柄を確保されているもののまだ裁判に掛けられていないのは5人で、現在捜索中で、事件に関して直接もしくは間接に捜索されているのは4人である。現在までに逮捕された17人も、手配されている4人も、全員が本県の住民で、トルコ国民である。我々は、事件に関する犯人と見られる者たちに関して、強力な情報を握っている。実際、管轄の独立した各法廷や司法当局の逮捕に関する判決で、これを具体的に見ることが可能だ。爆弾をどこから入手し、どこで保管していたのか、どこで爆弾を車に積んだのか、どこに隠れていたのか、などのあらゆる情報は強力なもので、当局に把握されている。」

ジェラレッティン・レケスィズ知事は、次のように続けた。

このため、もう一度思い出してほしい。事件の主犯の1人と見られるD.Ö.をはじめとして、すでに指名手配されている4人を、そうと知らずとも秘匿したり保護したりすることが、「武装テロ組織構成員の支援および秘匿の罪」になることを、もう一度明示したい。市民が知らない間にでもいかなる不当な扱いも受けないために、居住区や農村地域で怪しい人物に遭遇したら、すぐに警察に情報を提供することを強く要請する。」

レケスィズ知事は、市民と、一時的に町に滞在していたシリア人たちを対立させることを目的としたこの襲撃の後も、良識的に振舞った市民たちにも感謝を述べた。

レケスィズ知事は、多様な方法で、別の場所でも他の爆弾が爆発するという噂があり、これらが町に大混乱と動揺を引き起こすことを望んでいる可能性があると説明し、次のように話した。

「これらは、ソーシャルメディアでショッキングな情報を唆すことで、県民の扇動と、互いの対立を望んでいる可能性がある。ハタイ県民は、数世紀の間持っている、多様な人々が同じ場所で暮らすことができる技術と意思でもって、現在まであらゆる扇動に対し非常に良識的にふるまってきたように、今後もあらゆる扇動に対して、良識的にふるまうだろう。」

記者会見には、ラグプ・クルチ県警察局長や県軍警察司令官ムスタファ・バシュオール大佐も出席した。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:30010 )