外務報道官「三島は永遠にイランの領土」
2013年05月12日付 Mardomsalari 紙

 ラーミーン・メフマーンパラスト外務省報道官は、「域内諸国による対話こそが、問題解決の最高の方法である。なぜなら、それは域外の国々による干渉を許すような状況をなくすことにつながるからだ」と述べた。

 同氏はISNA(イラン学生通信)とのインタビューで、カタール首相のイラン訪問について「外務大臣も兼任しているカタールの首相が今週、〔イラン外務大臣の〕サーレヒー氏の招待によってイランを訪問する予定となっている」と述べた。

 また、アラブ首長国連邦外務省による三島〔=アブー・ムーサー島、大小トンブ島〕に関する声明について、「三島に関わる問題はまったくもって国内問題である。これらの島々はつねにイランに属してきたし、これからも属するだろう。我が国の国会議員が同地域を訪問することは、完全に国内のことである」との見解を示した。

 同報道官は続けて、「三島の問題に関わることは、イラン・イスラーム共和国の資格と責任の領域に属するものであり、この件についてその他の国が口を挟むことは、いかなるものであれ、我が国の内政への干渉と見なされる」と付け加えた。


(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。)

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( 翻訳者:8410186 )
( 記事ID:30014 )