■エティハド航空、空港サービス強化のため3社を買収、アブダビ航空での業務強化が目的
2013年5月20日『アル=ハヤート』
【アブダビ:シャフィーク・アル=アサディー】
アラブ首長国連邦の国営航空会社であるエティハド航空は、「アブダビ・エアポート・サービス」「アブダビ・インフライト・ケータリング」「アブダビ・カーゴ」の三つの航空サービス専門企業を同社が所有する契約の最終的な枠組みに達したこと発表した。
この合併により、アブダビ国際空港におけるケータリングサービスや、地域活動、コンテナ輸送業務が強化されることになる。
同社は三社の合併は進行中のものであるが、以前は「エティハド航空」が完全所有する「空港サービス企業連合」傘下の「アブダビ空港会社」の一部門であったことを指摘した。
3社では4千人を超える従業員が働いており、「エティハド航空」の現存の職務構造に取り込まれる。それは、活動業務の範囲の拡大から生じる相乗効果と人手の多さの様々な側面を最大限利用することが目的だ。
活動業務は継続して行われるが、それは、陸路の輸送サービス、ケータリング、コンテナ輸送サービスからなる統合的な部分を十分提供できるように、現在再設計されている。それは、アブダビ空港のエティハド航空、ならびに同空港で業務を行っている他の航空会社も同様だ。
エティハド航空グループのCEOであるジェームス・ホーガン氏はこの措置を「戦略」と呼び、「この買収は、世界最高の取り組みとの調和と、エティハド航空が成長続けるうえでの重要な要因、そしてアブダビ2030年計画で定められた方針に沿う、アブダビ全体の航空部門の開発と持続的な成長の継続を整えるものだ。」と述べた。
(後略)
( 翻訳者:榎本飛鳥 )
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