クルド系政治家ケマル・ブルカイ、38年ぶりに故郷へ
2013年05月26日付 Zaman 紙


ケマル・ブルカイ権利自由党党首が、38年ぶりにトゥンジェリに帰郷した。政党の地方組織を設ける目的でトゥンジェリにやってきたブルカイ氏は地元民から大歓迎をうけた。同氏は、トゥンジェリの通りにある中小業者や市民を訪問した後、1938年に死刑に処されたセイト・ルザの彫像に花輪を置き、スピーチを行った。

ブルカイ氏は、トゥンジェリを放棄せざるを得なかった時期と現在との間にはかなりの違いがあると語った。更に「大変感動している。38年ぶりに、もう一度ここに来た。デルスィム(トゥンジェリの旧名)の中心街は変わった。成長したようだ。生き生きとした人びとがここにいる。古い世代の人々とも会え、とても感銘を受けた。残念なことに、一部の人々には会えなかった。去って戻っていない者もあれば、戻ってきて会えない者もいた。この点で、戻って来れたので私は運がいいのだ。戻って来れなかったかもしれないのだから」と述べた。

ブルカイ氏と彼に同行した党員らは、市の中心街を見て回った後、セイト・ルザの彫像に花輪を置き、今回の予定を終えた。

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( 翻訳者:村澤歩 )
( 記事ID:30095 )