イランは、シリアに対して計40億ドルの二つの借款を供与した。ロシア通信社ノーボスチが伝えたところによると、シリアのティシュリン紙は今日、イランがシリアに対し計40億ドルの借款を供与したと報じた。
シリア中央銀行のアディーブ・マイヤーラ総裁はティシュリン新聞に対して行った会見で、「イランはシリアに対し援助を続けている。イランはシリアに対し、10億ドルを消耗品の輸入のために、30億ドルを石油や石油製品を買うために貸し付けた。」と述べた。
マイヤーラ総裁は4月、イランに対する追加借款について、シリアはロシアや他の国々と会議を行うとロイターに語っていた。マイヤーラ総裁によると、事件の始まった日からこれまでの2年間で、シリアの経済的損失は約250億ユーロ近くであるという。シリア・ポンドは衝突の始まった2011年3月からこれまでで3分の1に下落し、50ポンドだった1米ドルは2013年5月には150シリア・ポンドとなった。
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Asahi 中東マガジンでも紹介されています。)
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( 翻訳者:浅野まや )
( 記事ID:30108 )