「タクスィム・ゲズィ公園の木を守れ」テント村、市側と攻防
2013年05月28日付 Radikal 紙


タクスィム連帯参加者aksim dayanisması Bileşenleriと名乗るグループが、タクスィム広場の歩行者専用化計画作業の一環である道路建設で、工事の都合上撤去される木々を守ろうと抗議運動を行った。夜19時にタクスィム・ゲズィ公園内に集まった約500人が園内にテントを張った。

日が落ちると同時にタクスィム・ゲズィ公園の一画へ人々が押し寄せた。抗議運動の参加者は昨晩から座り込みを続けている。タクスィム広場の歩行者専用化計画工事実施の中、昨晩深夜タクスィム・ゲズィ公園のアスケル・オジャウ通りに面している一画がブルドーザーによって取り壊された。その結果何本かの木が切り倒され、また損傷した木も見受けられた。取り壊しに反対する人々は昨晩からゲズィ公園に集まっている。一日中警察に訴え続けた後、警察は夜になって公園から撤退した。一部の抗議参加者はテントを張って、また一部は寝袋や毛布にくるまって公園に居続けた。

夜の見張り活動に女優のシェブネム・ソンメズやミュージシャン達も参加した。舞台や映画で活躍する女優のシェブネム・ソンメズさんは16時から公園に居続けていると述べ、「夜の見張り当番の欄に自分達の名前を書きました。(組織している人たちが)帰るようにいえば、帰りますし、来て、といえば来ます。もし公園を守ることができないとしたらとても胸が痛みます。でも私は守り切れると信じています」と語った。

朝まで見張りを続けている者たちにスッル・スュレイヤ・オンデル平和民主党(BDP)イスタンブル選出議員は応援の言葉を送った。議員は「昨晩からここにいる皆さん。抗議している、そして催涙ガスを浴びた皆さん。私はただ昨晩からここにいる皆さんと同様に抗議に賛成している身です。私は単にイスタンブルの議員だけではありません。木々のための議員でもあります。私たちは今日(警察らを)撤退させました。しかしまた彼らは明日戻ってくるでしょう。この新自由主義システムの欲望は全ての森林を切り落としても満たされません。その真実を見抜くには問題に気づくことなのです。おそらくその問題は認識されたのでしょう。イスタンブル広域市がこの非道な工事を取りやめない限り、私たちはここを動きません。全員が一本の木のために見張り続けます。夜明けには鳥たちに(木は無事であると)報告するのです」と述べた。

黒海地方出身のオクタイ・ウスト氏は「黒海出身のアーティストとして、そして音楽グループのカルマテとして明日18時から苗木を植え、ホロンを踊ります。苗木を一本植えるごとにホロンを踊ります。皆さん、苗木を持ってきてきださい」と述べた。そのスピーチの直後には大喝采が起きた。彼らの座り込み抗議は続いている。


(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。)

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( 翻訳者:小幡あい )
( 記事ID:30123 )