タクスィム周辺、警官隊のデモ隊への介入続く
2013年06月01日付 Hurriyet 紙


6月1日午前:報道

タクスィム・ゲズィ広場での木の伐採を阻止しよとしたデモ隊と警察の間の緊張は、30時間を超え、続いている。イスティクラル通りでは、一晩中、警官とデモ隊の間で衝突が続いた。朝10時半ごろ、警察はサッカーチームの応援団のグループにも催涙ガスと投じた。タクスィム広場ではごみ箱がやかれ、黒い煙が立ち上っている。


タクスィムで昨日の朝からはじまった事件は、一晩中、断続的に続いている。朝5時半にタクスィムやその周辺で始まった事件は、ハルビエ共和国通りに広がった。警官隊はデモ隊に催涙弾や放水車の水をあびせ、介入した。共和国通りは戦場のような様相となり、しばらくの間、警官隊との均衡が保たれた。デモ隊は通りの中央で、歓声をあげ踊りを披露した。しかし、警官隊はまもなく催涙弾を投下した。デモ隊は、四方にちらばった。

■警察の介入

朝早くにデモ隊がイスティクラル通りのフランス総領事館前にあつまると、警官隊は、タクスィム広場への入り口を閉鎖した。

■サッカー応援団のグループにも警官隊、介入

朝10時半に、サッカーのベシクタシュ、ガラタサライ、フェネルバフチェの応援団のグループを含む約500人の人々に対し、イスティクラル通りで警官隊が介入した。

■民族主義右派ユルクジュ・グループにも介入

タクスィム広場でトルコ国旗を掲げてデモをした約20人の民族主義右派ユルクジュ・グループにも警官隊は応戦した。装甲車の前を横切り警官への反発を示したこのグループは、「神は偉大なり」とさけび、トルコ国家を歌った。しかし、このグループに対しても警官隊は催涙ガスを投じた。

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( 翻訳者:和泉由美子 )
( 記事ID:30167 )