警官隊去り、タクスィム広場に市民、あふれる
2013年06月01日付 Milliyet 紙


6月1日午後報道:

ゲズィ公園に建設が計画されているトプチュ兵舎再建プロジェクトを中止させるために始まった抗議は、5日目にして目的に達した。しかし、タクスィム周辺にあつまっていたグループが、警官隊に抗議し物を投げはじめると、バスに乗り込んでいた警官隊の一部がもどってきて、催涙ガスをまき散らした。その騒ぎがおさまったかと思うと、今度はアタチュルク文化センターにいた警官隊が、ペットボトルをなげられたのに反応して催涙ガスを投じた。一部のデモ隊も、残っている警官に対し花火をなげつけた。警官らは、盾で身を守る一方、催涙ガスも使い、タクスィムの騒ぎは続いた。警官隊の一部は、市営バスで広場から、猛スピードで撤退した。(こうした混乱は続いたものの)警官隊がタクスィムを後にし、広場の周辺に集まっていた人々が一瞬にして、広場に流れ込み、広場を埋め尽くした。


(6月1日)15時30分ごろに、警官隊がタクスィムを後にし始めた。警官隊がいなくなると何千人もの人々が、タクスィム広場とゲズィ公園に流れ込んだ。警官隊がゲズィ公園から去るにあたって、デモ隊の一部と接触し、衝突もおきた。デモ隊のなかに取り残された警官は攻撃された。ペットボトルを投げつけられた警官は催涙ガスで応戦し、混乱が生じた。催涙ガスでデモ隊が逃げるなか、警官隊はバスにのって、広場をあとにした。
(後略)

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( 翻訳者:和泉由美子 )
( 記事ID:30172 )