アダナではデモが4日間続いており、今日も警察とデモ隊が衝突した。警察は装甲車（TOMA、暴動鎮圧用の装甲車）から「皆さんを愛しています。挑発行為をしないでください」とデモ参加者に呼びかけた。

午後6時、「ゲズィ公園」抗議運動を支持するために何千人もの人々がアタテュルク公園に集まり、スローガンを掲げて運動の後押しを続けた。しばらくするとおよそ3千人のデモ参加者たちは、アタテュルク公園から公正発展党(AKP)支部に向かって歩き始めた。警察はここでデモ隊の投石行為に対して警告を行った。デモ参加者同士でも投石を理由に口論が起こった。その後デモ隊はアタテュルク公園に戻ったが、そのうち約200人が30分後に再びAKP県支部にやって来た。カスム・ギュレキ橋に駆け付けた装甲車と機動隊は、デモ参加者に解散を求めて呼びかけた。耳を貸さない参加者たちが警告に対して投石で応じると、警察も装甲車から放水して干渉した。何人かのデモ参加者は放水に抗って装甲車の前まで近づいた。警察は装甲車から「我々は皆さんを愛しています、どうか、道をあけてください。挑発行為をしないでください。扇動者に従わないでください。我々はいつもみなさんの隣にいます」と呼びかけた。

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（ 翻訳者:白鳥夏美 ）
（ 記事ID:30217 )