4日の夜、タクスィムはお祭りムード、一番の売れ筋はスイカ
2013年06月05日付 Milliyet 紙


タクスィム広場、ゲズィ公園、イスタィクラル通りでは、夕刻から人が増えたが、多くの人々は音楽をかけ、楽しんでいる。ギュムシュスユ通りでは、首相府オフィスに行進しようとして許可がでないため、一部のグループが座り込みをしている。

タクスィムのゲズィ公園ではじまり、全土にひろまったデモでは、今晩(4日夜)も多くの人がタクスィム広場、ゲズィ公園、イスタィクラル通りを埋めた。
にぎわいは夕刻から増し、ゲズィ公園では多数の音楽グループが演奏をし、参加者らは、ときに太鼓とラッパで踊りをおどっている。昼も夜も支援者らは、公園に設けられた「無料スーパー」に食糧やその他の品を届けている。

一方、アンタキヤのゲズィ公園支援デモで参加して亡くなったアブドゥッラー・ジョメルトさんの写真が、公園のコンテナや木に飾られた。

日中には、高校生、大学生など様々なグループがシュプレヒコールを叫び、公園にいる人に支援を送った。一部の人々は、一緒にヨガをやっていた。

スイカは公園やその周辺で一番売れている果物だ。「タクスィムは我々のもの、イスタンブルは我々のもの」は、一番叫ばれるスローガンだ。公園では、「催涙ガスに備える健康メモ」が配られている。

キョフテ、スイカ、きゅうり、水、トウモロコシ、焼き栗、ナッツ類を売る行商人たちの数も、公園に来る人の増加とともに増えている。タクスィムに通じるすべての道やその周辺、イスティクラル通りや裏道にあるカフェやバーは、どこも大賑わいだ。


(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。)

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( 翻訳者:和泉由美子 )
( 記事ID:30219 )