スルタン・エルドアン?―英エコノミスト誌、エルドアンを表紙に
2013年06月06日付 Yeni Safak 紙
英エコノミスト誌は、2011年のトルコ総選挙前、トルコ国民に共和人民党への投票を呼びかけ、事ある毎にエルドアン首相を批判してきた。その同誌今週号では、スルタン[君主]に模したエルドアン首相が表紙を飾る。
同誌6月9日号世界版(北米・アジア地域以外)の表紙をスルタンに模したエルドアン首相が飾る。見出しは「民主主義者かスルタンか」だ。
同誌は、今般のゲズィ公園での出来事に関し「エルドアンとトルコの反乱」との副題をつけ、かつてトルコ総選挙(2011年6月12日)前の記事では、『トルコ人にとって民主主義を促進する最良の方法は、政権政党に反対票を投じることだ』と警告していた。
当時、エコノミスト誌では、公正発展党が総選挙で3分の2に迫る得票を獲得することは、トルコにとって『好ましくない』こととなると評していた。
(本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。)
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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:30253 )