サウード・アル・ファイサル外相、イランを批判
2013年05月27日付 Mardomsalari 紙

 サウジアラビア外相は「バーレーンに対するイランの脅迫行為」なるものを非難した上で、イラン政府が平和を確立・維持する方向へと踏み出すことに期待を表明した。

 サウジアラビア通信によると、サウード・アル・ファイサル氏はジッダで行われたインドのサルマーン・ホルシード外相との共同記者会見の場で、「イランは各国に対して脅迫めいた言葉を使っている」と主張した上で、「イランは平和を確立・維持する方向へと歩みを進めてほしい。威嚇的な言葉を使うのではなく、近隣諸国と強固な関係を築くことに注意を払って頂きたい」と述べた。

 同氏はつづけて、「バーレーンに対するイランの脅迫行為」なるものに遺憾の意を示し、次のように述べた。

このような脅迫行為は状況をさらに混乱させるものである。理性が命ずるところによれば、このような状況下において、人は人間的知性や英知をより一層発揮すべきであって、火に油を注ぐようなことをしてはならないのである。それゆえ、イランが対立を煽るのではなく、平和を確立・維持する役割を果たすことを、我々は願っているのである。

 アル・ファイサル氏は、「私たちがイランを害するような目標を一切追求していないことに、疑いの余地はない。互いに善隣関係を築くことを望んでいるだけである」と続けた。

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( 翻訳者:8411027 )
( 記事ID:30265 )