ヌーリー=ハメダーニー師「選挙への参加は全員の義務」
2013年05月27日付 Jam-e Jam 紙

 アーヤトッラー・ヌーリー=ハメダーニーは「政治的伝説(偉業)」を創造するためにも、次期大統領選に参加することは国民全員の義務であるとの見方を示した。

 イラン国営放送報道センターによると、マルジャエ・タグリード(イスラーム教シーア派の最高権威)であるヌーリー=ハメダーニー師は、イスラーム自由大学中央機構の副長官や同大学の若手研究者クラブの責任者らとの面会のなかで、「国民全員がイスラーム体制に感謝し、その強化に努めなければならない」と強調した上で、「エリートたちはこの大義に対して、すこぶる重要な役割を有している」と加えた。

 
 アーヤトッラー・ヌーリー=ハメダーニーは、「指導と統治は神的な側面を有した領域である」と指摘した上で、「イスラームは世俗的な思想を認めていない。それ故、〔ハーメネイー〕革命最高指導者が強調されたように、コーランと預言者一族のイデオロギーが社会で拡大するためにも、人文科学に特別の関心を払わねばならないのである」と付け加えた。

 同師はまた、「今日シリアで目にしているのは、イスラームと不信仰(クフル)の間の戦いである。この問題は、イラクやサウジアラビアといった国でも見られるものだ」と述べた。

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( 翻訳者:8411027 )
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