■クウェートはPAに5000万ドルを供与する

2013年6月9日『アル=ハヤート』

【ベイルート：本紙】

パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領は、パレスチナの予算を支援するための支援金5,000万ドルに対し、サバーフ・アル=アフマド・アル=ジャービル・アッ=サバーフ首長を筆頭とするクウェート国へ感謝の意を表した。

アッバース大統領は「アッ=サバーフ首長はパレスチナ問題を最優先に据えており、パレスチナ国家とパレスチナ国民に対するあらゆるかたちの支援提供を渋ることがない」と語った。またパレスチナ通信社「WAFA」が報じたところによると、同大統領は、アッ=サバーフ首長による賢明な指導のもと、クウェート国とアラブの兄弟であるクウェート国民に、ますますの繁栄と発展があることを願っているという。

ラーミー・タフブーブ駐クウェート・パレスチナ大使は「アッバース大統領が去る4月にクェートを訪問した後、アッ=サバーフ首長の指示に基づいて、クウェートはパレスチナの予算を支援するために5,000万ドルを提供した」と述べた。

タフブーブ大使は続けて「クウェート外務省は、クウェートによるパレスチナ国家への支援の一部として、5,000万ドルの資金提供を承認する閣議決定をアッバース大統領に伝えた」と述べた。

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（ 翻訳者:井上剛 ）
（ 記事ID:30329 )