レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の主催で行われた閣議が、おわった。首相府新ビルで行われた会議は、6時半続いた。
会議後に、ビュレン・アルンチ副首相は、「首相は、この事件が発生した直後から、提案されている社会的要求について、面会するという意志を示してきた。恐らく、水曜日に面会が行われる」と述べた。アルンチ副首相は、閣議のあと、要約すると次のように述べた。
■「首相は必要な命令をだした」
「ゲズィ公園抗議とその後の事件に関して、政府内で検討した。内務省担当者がブリーフィングを行った。警察や関連機関をはじめ、この問題に関係するすべての閣僚が考えを述べた。今後の対応、今後とられるべき措置が、首相により、指示として各閣僚に伝えられた。」
■「首相は水曜日に面会する」
「首相は、この事件が発生した直後から、提案されている社会的要求について、面会するという意志を示してきた。恐らく、一部とは水曜日に面会が行われる。ほかの人々とは、別の時間に面会する。彼らに、この事柄の本当のところが説明される。彼らの考えにも首相が耳を傾ける。我々閣僚にこの件で寄せられるであろう、全ての要求に対し、成熟した民主的なやり方で答えると申し上げる。」
■「デモには対応がとられる」
「この件の安全面は重要だ。経済面、対外的な側面は重要だ。これに被害を与えるすべての行動に対し、警察や諜報機関、職権をもつ公職者とともに、今後も対応をつづけることを、また、国民が安心・安全に暮らし、それに満足するであろうことを、申しあがておきたい。」
■「押し付けは受け入れられない」
「タクスィム・ゲズィ・プラットフォームは、非公式であるが、自分たちにそのような名前をつけ、私に面会を申し込んだ。私は喜んでお会いした。私に情報を提供し、最終的に公表された要求を私たちに提出した。
タクスィムの件では裁判所が執行停止の決定をくだしたが、そのほかに継続中で、執行停止の決定のでていない4つの裁判があるので、少なくとも、今の段階では、話し合いの余地がある。あなた方の(首相との)面会のチャンスも私の方で用意すると伝えた。彼らは「こうでなければダメだ、こうしろ」といっている。こういう無理強いは受け入れられない。「これはダメだが、こうしよう」という形での提案はできないでしょう。(公園にいる)人びとはこれを読み、あれはどうなったと心配している。心配しておられるなら、私たちに聞いてもらいたい。我々が彼らに、面会で話したことをもう一回繰り返しましょう。」
■「パトロナ・ハリルの乱」
トルコは法治国家だ。このようなパトロナ・ハリルの乱のように「首をとれ」、彼をやめさせよ、これをああしろ、拘束者を釈放しろ、これに手をだすな、全部じぶんたちのものだ、やりたいようにするんだ、というようなやり方は、2013年のトルコでは、公正発展党の治世下では受け入れられない。
(後略)
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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:30365 )