タクスィム広場に警官隊入る、「ゲズィ公園には介入しない」とアナウンス
2013年06月11日付 Radikal 紙
06.11 08:11
ギュムシュスユ通りに集まった多数の機動隊は、朝7時半に装甲車を伴いタクスィム広場に入った。
警官は、「ゲズィ公園には入りません。目的は、アタテュルク像の周辺の整備です」と繰り替えしアナウンスをしている。県知事もゲズィ公園には入らないと発表した。現在、タクスィムのアタテュルク像やアタテュルク文化センターにかけられたプラカードが撤去されている。
朝6時ごろに、ギュムシュスユ通りに入口にあるスゼル・プラザビルの前に機動隊が集結した。約20台の機動隊のバスと市営バスで集結した警察間の手にはヘルメットと盾をもっており、広範な警備体制がひかれた。
警官は、その後ギュムシュスユ通りからタクスィム広場にむけ進んだ。機動隊は、通りに築かれていたバリケードを壊した。警官隊は、7時半にはタクスィム広場に入った。このとき、デモ隊の一部からは火炎瓶が投げられた。タクスィム周辺にある全てのバリケードは取り払うため、ハルビイェ方面やカスムパシャ方面にも、多くの機動隊が待機している。
■警官隊からのアナウンス
警官隊は、装甲車とAkrep(?)を伴いタクスィム広場に入った。警官は「ゲズィ公園には入りません。目的は、アタテュルク像の周辺の整備です」と繰り替えしアナウンスをしている。
■県知事、ツイッターから発表、「介入はない」
ヒュセイン・アヴニ・ムトゥル県知事もツイッターからゲズィ公園には入らない、アタテュルク文化センターにかけられたプラカードが撤去されるだけだと発表した。
■アタテュルク像とアタテュルク文化センターのプラカード撤去
警官隊は、アタテュルク像とアタテュルク文化センターのプラカードや写真を撤去している。広場には二か所に、トルコ国旗が掲げられた。
■警官、「どうぞ、協力してください」
ゲズィ公園にいるグループには手がだされていないが、警官に火炎瓶や花火を投げたグループに対しては催涙ガスと放水が行われている。警官隊は、しきりにアナウンスをして、プラカードを取り除くだけである、ゲズィ公園には介入しないとアナウンスしている。小規模なデモ隊のグループは、警官に石や火炎瓶をあげていたが、ゲズィ公園の入り口にでてきたデモ隊は警官隊と交渉しているいるのが見られた。警官隊は、マイクロフォンで、「ゲズィ公園にいる皆さん、皆さんに危害は加えられない。いまは、皆さんの前にいる3~5人のグループに対応しているだけだ。どうか、彼らのにも公園の中に入るように言ってくれ。催涙ガスを使いたくはない。どうか協力してください」といっている。
(本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。)
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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:30371 )