夜半1時、タクスィム広場は清掃中
2013年06月12日付 Radikal 紙


06.12 01:00
タクスィムで警官隊とデモ隊の交渉が成立し、広場での警官隊の介入は終わった。

タクスィム広場で11日朝に始まった「夜明け作戦」ののち、夕刻にふたたび衝突がおきた。警官隊は4時間の介入ののち、タクスィムにいるグループとの間で交渉がまとまった。ハルビエやその周辺の裏通りでは、衝突が続いている。

0:25
タクスィム広場にブルドーザーや工作機械が入った。警官隊とデモ隊の交渉のあと、広場におかれたバリケードや障害物は取り除かれている。市の職員らが広場の清掃を行っている。

0:03
タクスィム広場のデモ隊と警官の間での交渉がまとまった。まず、自分たちの間で話しあったデモ隊は、その後、機動隊隊長と面会した。警官に対してものは投げないと約束したデモ隊方は、警察の装甲車の後退を求めた。警官隊は、装甲車を後退させた。しかし、ハルビエ周辺での警官隊とデモ隊の衝突は続いている。

23:41
ラディカル紙のインタビューに答えたCHPのセズギン・タンルクル議員は、20人の議員団がゲズィ公園にいるにもかかわらず、警官隊は公園に催涙ガスを放ったと述べた。この事件に、「頭がどうかしている」とのべるタンルクル議員は、「最後の一人になるまでここにいる」と述べた。

23:35
ゲズィ公園内、広場に近い近い階段にバリケードが築かれた。公園内に警官は入っておらず、テントはそのままだ。しかし、タクスィム広場やタルラバシュ通りでは衝突が続いている。

22:54
ゲズィ公園内は静かな待機状態だ。警官隊は、公園入口にあるテントを撤去した。公園内には催涙ガスが流れこんでいるが、デモ隊は、手に旗をもち警官隊の前で自ら壁となり、座り込みをしている。

22:26
イスタンブルのムトゥル県知事、「この時間以後、子供たちの安全は万全ではない」

混乱の再開をうけ、ムトゥル県知事は22時から記者会見した。
「ゲズィ公園にいる若者の安全は、我々にとって非常に重要であり、この件で注意深く行動していると発表した。彼らのはじめた環境への行動には、今日の悲しむべき事態にもかかわらず、敬意ともっており、彼らに介入しはないと発表してきた。
 今日一日、イスタンブル市民は我々の作業に協力的だった。我々の妨害せず、広場にいたのはマージナルなグループと我々だけだった。せいぜい30人から35人のグループが、アタテュルク文化センター前にいた警官隊に攻撃をしかけた。警官隊は、自分たちへの攻撃に対し、応戦した。マージナルなグループは、広場から追い出された。この件では、すでに発表した声明で皆さんにお願いをした。
 現在、タクスィムには様々な組織に属すマージナルなグループがいる。警官隊と衝突をしている。警官隊にはたいへんな苦労をかけており、感謝する。ゲズィ公園で、こうした扇動行為にもかかわらず平和を守ってくれ、ありがとう。今晩広場から立ち去ってくれた人々にも感謝する。(中略)
 ゲズィ公園で、若者たちが始めた行動は純粋な要望からのものだ。彼らは我々の子供たちだ。皆、手に手をとってこの国を良くしていこうとしていることに疑いはない。この国の若者は一人残らず大切だ。彼らを愛している。彼らを大切に思っている。彼らがこうむる被害を黙ってはみておれない。
 あたかも火事場になろうとしているゲズィ公園に子供たちがいるということは、困ったことだ。大切な子供に、またそのご家族に、申し上げたい。今この時点以後、あの場所を離れること、彼らが離れることにご協力をいただくことをお願いしたい。これは単なる介入ではない。私の責任は、こうやって若者みなを守ることだ。愛する子供たちの命の保証に関して危険があるとの情報が寄せられている。テントが燃やされるかもしれない。彼らの身に降りかかる如何なることも、我々にとっても深い傷となる。」
http://www.radikal.com.tr/turkiye/vali_mutlu_alani_terkedin-1137216

22:25
デモ隊は、イスティクラル通りに入口にバリケードを築いた。
(後略)

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:30380 )