AKPの「対抗」ミーティング日程に、大学入試センター抗議
2013年06月12日付 Zaman 紙

公正発展党(AKP)が6月15、16日にアンカラ市タンドアン地区、イスタンブルのカズルチェシュメ地区で集会を開く決定を行ったことで、大学試験に臨む学生及びその家族は憂慮している。

同日程に実施される大学学部決定試験(LYS)で発生しうる交通渋滞及び騒音は受験者らを恐怖させている。大学入試センター(ÖSYM)は同件に関し、寄 せられた要望をAKPへ伝達し、回答を待っていると伝えた。AKPが同件を明日の中央執行委員会(MYK)会議で提議し、会議決定に基づき集会を先延ばしすることが期待されている。

FEM予備校のファルク・アルドゥチ進路指導員は、カズルチェシュメでの集会は交通並びに騒音の観点から重大な問題を引き起こす可能性に注目した。学生らのモチベーションが乱れぬよう対策が講じられるべきだと述べる同氏は、「特に集会が実施される地区で試験に臨む学生たちは、モチベーションで困難を感じるでしょう。これは軽視してはなりません。学生たちの未来がかかっています」と述べた。

アクシャム紙のトゥルガイ・ポラト教育記者は、集会が実施された場合、集会参加者らは極めて敏感にならねばならないと述べた。集会のため早朝から集会場へ人が向かうことに触れた同記者は、「試験は早朝行われます、集会は午後です。一見して問題を起こすことはないと考えますが、集会参加者らが早く出発すれば、交通並びに騒音で学生らのモチベーションは乱れるでしょう。きわめて敏感にならねばなりません」と語った。

集会場に数時間前に熱狂と共に人々が向かうであろうと指摘する教労組合のアフメト・オゼル組合長は、試験と集会が重なり合うことで不具合が生じると述べた:「クラクションでも影響を受けかねない学生が、騒音でさらに影響を受ける可能性がある。皆が敏感にならねばならない。」

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:30382 )