あの日、デモ隊は酒を片手にモスクに入ったか?―首相の非難は正当か?
2013年06月10日付 Hurriyet 紙


イスタンブル・ムフティー局は、タクスィム地区のゲズィ公園反対反対運動の際にデモ隊が逃げこんだドルマバフチェ・ヴァーリデ・スルタン・モスクで起きた事件に関し、調査を開始した。宗教庁が行った会見では、ミュエッズィン(礼拝を呼びかける人)が停職や免職の処分を受けたという事実はなく、現在も働いていることが明らかにされた。

調査では、ベイオール・ムフティ局の関係者がモスクのミュエッズィンであるフアト・ユルドゥルム氏から話を聞き、モスクの監視カメラの記録も調べた。

ドルマバフチェ・ヴァーリデ・スルタン・モスクは、警察との衝突を逃れたタクスィム・ゲズィ公園のデモ参加者が逃げ込んだことで取り沙汰され、デモ参加者がモスクで飲酒をしたとの主張もされている。その訴えについて調査しているイスタンブル・ムフティー局は、ヴァーリデ・スルタン・モスクで起こった事件に関して取り調べを開始した。調査ではベイオール地区のムフティーであるレジャイ・アルバイラク氏もモスクに来館し、ミュエッズィンのフアト・ユルドゥルムさんから話を聞いた。約3時間続いた聴取で、モスクの監視カメラの記録も調べられたということが分かった。

レジャイ・アルバイラク氏はモスクから出たところで報道関係者らの質問に答え、「今お話しすることはありません。モスク関係者から話を聞いたところです」と話した。

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( 翻訳者:池田桃香 )
( 記事ID:30392 )