6月12日(16日目)、タクスィムの1日
2013年06月12日付 Cumhuriyet 紙
ゲズィ公園抗議活動16日目には、00:40よりタクスィム広場とゲズィ公園の抗議グループたちが、タクスィム広場で歌を歌いつつ、待機を続けている。
イスタンブル‐抗議活動16日目のタクスィム、ゲズィ公園:
00:40
ゲズィ公園抗議活動が続いている。 ハサン・カジャン氏とネジャティ・シャシュマズ氏の[首相との]話し合いは、反発を生んだ。 両名とも、抗議者を代表してエルドアン首相との面会へ向かった。
00:04
タクスィム広場のゲズィ公園入口で抗議者たちが座り込み活動をする一方で、人間の鎖をつくる人たちもいた。
23:27
モニュメント前でピアノコンサート。「我が勇者、獅子」という歌が歌われた。
22:47
イスタンブル県知事であるヒュセイン・アヴニ・ムトゥル氏は、自身のツイッターのアカウントから「今晩、ゲズィ公園に干渉するとの、再度、挑発的噂が広まっています。この話を信じないでください」と書いた。
22:28
公正発展党の副党首であるヒュセイン・チェリキは、中央執行部会後に行った記者会見でゲズィ公園に関して「我々はイスタンブル市民に国民投票を行うことができます。イスタンブル市民に問う予定です」と述べた。この発言を受けて、ゲズィ公園から初めて反応があった。
ゲズィ公園にいるデモ参加者の一部はこう反応している。 「トルコの選挙は信用に足らない」「国民投票は公正発展党の[信任]投票となる」「国民投票が行われるなら、ベイオール区の住民だけを対象に行われるべきだ」「このために法的体裁を取って[処置を]講じている。国民投票は行わず、法によってこの問題を解決しよう」
20:00
タクスィムでは数千人の人々が集まっている。イスティクラル通りから歩いてきた弁護士集団の到来が待たれていた。ゲズィ公園では待機が続いている……。
16:30
タクスィムで車の往来が再開した。地下鉄も動いている。
15:00
タクスィムでは、一部グループが再び広場で集まり始める一方、警察隊も広場に現れた。
14:10
タクスィム上空をヘリコプターが旋回している。
13:30
アタテュルク文化センターの上にのぼった警察隊は、そこに吊られている、小さいサイズの国旗の代わりに巨大なトルコ国旗とアタテュルクのポスターを掲げた。アタテュルク文化センターの前で待機していた数百人の機動隊は、始め歓声を上げたが、その後「祖国、あなたに心を痛めている」「全ては祖国のため、流血は国旗のため」といったスローガンを掲げた。デモ参加者も周辺を通り過ぎた市民も歓迎とともにこれを応援した。
12:40
ゲズィ公園にて物売りが使っていたガスが爆発した。炎は抗議グループらによって消された。
12:15
ゲズィ公園での待機が続いている……。
11:30
ゲズィ公園の必要なもののリストが公開された。やって来た市民たちは、牛乳や酢のような必要物資を運んだ。昨晩眠れなかったデモ参加者の中には、眠り続けている者もいた。
11:15
警察隊がアタテュルク文化センター前で待機を続けている。
11:00
抗議グループがゴミを集めていた。清掃を行った。
10:30
ゲズィ公園を静寂が支配した。
9:00
市の作業員が操る工作機械とトラックによって、タクスィム広場とその周辺にいるデモ参加者が作ったバリケードと燃やされた車両の除去作業が完了した。メテ通りにはバリケードが未だに残っていた。この通りの入口には、3台のデモ対応車両(TOMA)がある。
8:30
警察隊とデモ隊の間で夜の衝突が起こったタクスィムとその周辺は静かな朝を迎えていた。タクスィム広場とその周りにいたデモ隊によって作られたバリケードと燃やされた[車両にもかかわらず?]タクスィムの交通は通常通り動く一方で、タクスィムの地下鉄駅入口にデモ参加者が書いた言葉を市職員が消していた。
8:00
降雨で迎えた朝の時間帯、タクスィムのゲズィ公園にいる抗議グループの人々は、雨具を着用して雨を避けようとする人々がいる一方、警察隊はアタテュルク文化センター前のバス内で休んでいる。
■警察官がサッカーをしている
ある警察官のグループは、タクスィム共和国モニュメントの周りで、少しの間サッカーをしながら、昨晩の抗議活動のストレス発散にいそしんだ。
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( 翻訳者:加園千尋 )
( 記事ID:30395 )