サファヴィー最高指導者顧問「盛大な選挙こそ国の安全を保証する」
2013年06月10日付 Jam-e Jam 紙
ハーメネイー全軍最高総司令官の上級顧問を務めるサファヴィー司令官は、「可能な限り多くの国民が選挙に参加し、相応しき人物を〔大統領に〕選出することが、何よりも重要であり、それこそが国家の安全と進歩、そして繁栄を保証するのである」と述べた。
メフル通信の報道によると、セイエド・ヤフヤー・サファヴィー少将は、今年は「政治的偉業」の年であり、選挙は目前だと指摘した上で、次のように強調した。
イランの選挙は国家の安全と利益、そして人民の今後の生活と深く結びついている。それゆえ、〔国家の〕安全と平穏、そして人民が直面する経済問題の解決について思いをめぐらせているすべての者、現状を憂うすべての者は、この選挙に高い意識をもって参加するだろう。
サファヴィー氏はまた、経済問題を解消するにあたって、我が国にはすばらしい人的資本と天然資源があると指摘した上で、
イスラームとヴェラーヤテ・ファギーフ(イスラーム法学者の監督)は、我が国が有する二つの大いなる恵みである。国を内外の危機から救い出し、イランをアメリカとの対峙の中で国際的・地域的な表舞台へと正しく導き、名誉ある地位へと押し上げた指導者、そして人民による国民的団結が、〔我が国の有する〕三つ目の恵みである。こうした恵みがあれば、外からのあらゆる圧力や国内諸問題に対して、我が国民は勝利を収めることができるだろう。
と強調した。
(本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。)
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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:30404 )