ナッツ類販売店連合の理事長は、ノウルーズ休みが終わって以降、ナッツ類市場が落ち込み、価格が低下していると指摘した上で、今や市場にアラブ人ブローカーらが進出していることを明らかにした。
モスタファー・アフマディー氏はイラン学生通信とのインタビューの中で、「ノウルーズ休みが終わって市場は需給均衡状態へ向かい、今や需要よりも供給が多い買い手市場となっている」と述べた。
同氏は市場が落ち込み、価格が下落していると指摘し、さらに「今やアラブ諸国の商人らが、ラマダーン月の需要を賄うためにイランに来て、大量購入を行っている」と続けた。
同氏はまた、「これらの商業関係者らは直接、品物の買い取りと〔自国への〕搬出を行っており、時には国境地帯にある市場から〔ナッツ類をイラク等に〕運び出している」と指摘した。
(本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。)
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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:30408 )