ハーシェミー=ラフサンジャーニー「ロウハーニー博士に投票する」
2013年06月12日付 Mardomsalari 紙
アーヤトッラー・アクバル・ハーシェミー=ラフサンジャーニーは、第11期大統領選でハサン・ロウハーニー候補への支持を正式に表明した。
公益判別評議会議長を務める同師は、改革派・原理派双方の若手政治活動家ら、ならびに自身の選挙本部のメンバーらの前で、「当初、公益判別評議会内で、私たちはナーテグヌーリー師に立候補を促すべく、議論していた。しかし彼はそれを辞退したので、そこでロウハーニー師に立候補してはどうかと持ちかけた。彼はもし条件が整い、私の支持が得られるのであれば立候補すると言った」と〔舞台裏を〕明かした。
ハーシェミー師によると、ロウハーニー師は選挙への立候補登録をするにあたり彼に意見を求め、それに対し彼は立候補登録をする前に一度革命最高指導者に相談するとよいとアドバイスしたという。
同師はまた、自身の立候補資格が認められないという事態に至った、護憲評議会での出来事〔※〕について言及し、さらに「その後ナーテグヌーリー師と私はともに、ロウハーニー師支持で一致した」と続けた。
※訳注:別の報道によると、ラフサンジャーニーはここで、自身の当選を阻むために、護憲評議会での立候補資格審査に治安関係者が介入したと主張したという。
ハーシェミー=ラフサンジャーニー師は、選挙への立候補を辞退したことについてモハンマド・レザー・アーレフ氏に謝意を示した上で、自身の約束を守って、ハータミー師の求めに応じた同氏の行動を「立派だ」と称賛した。
アーヤトッラー・ハーシェミー=ラフサンジャーニーは、投票への参加は重要かつ欠くことのできぬ原則だとし、全国民に選挙への賑々しい参加を呼びかけた上で、「ハサン・ロウハーニー博士は私と相談の上で、選挙戦に足を踏み入れた。その他の候補者に敬意を払いつつ、私はロウハーニー博士に票を投じるつもりであり、彼こそ行政権を預かるに相応しい人物であると考える」と述べた。
(本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。)
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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:30427 )