サイバー犯罪対策局は、ゲズィ公園での事件との関連で、ツイッターに書き込まれた約500万件分のツイートの調査を開始した。
ゲズィ公園で「木が切られている」という、ソーシャルメディア-、特にツイッター上で始まったキャンペーンは、雪崩のように広まった。ツイッター上でメッセージを交換してグループとなった何千もの人々がその夜、ゲズィ公園に走り、ほぼすべての連絡・情報交換はソーシャルメディア-を介して行われていた。デモ参加者たちのツイッターを介した連絡・組織化は警察を動かした。(今回)特に#occupygezi、#direngeziparkı、#direngeziのハッシュタグで見ることのできるツイートに対して捜査が始まった。
これらのほかにゲズィ公園と、その延長線上でアンカラ、イズミル、その他の県に飛び火したデモに関するツイートも調査が開始されている。ソーシャルメディアに投稿され、共有されたメッセージの中には、悪意や嫌悪の感情をあおり、実行させた暴力事件を共有し、そうした事件を方向付け、誤ったメッセージでデ モを盛り上げようとするものがあるとされ、それらをピックアップする作業が始められたのだ。こうしたツイートの書き込みについて捜査が開始されることが発表された。警察は、デモ参加者が、電話にダウンロードした、ゼッロというプログラムで行った会話を調べた。あるデモ参加者のゼッロでの「ヘリコプターのパイロットはいるか?ヘリコプターの操縦士に知り合いがいる人は連絡をくれ」という言葉で、警察は動き、ヘリコプターによる(何らかの)行動への対策をとった。しかし(警察の)このような介入は(これまで)明らかにされてこなかった。
(本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。)
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( 翻訳者:鈴木直子 )
( 記事ID:30436 )