15日 20:50、タクスィム・ゲズィ公園に警官隊、突入―現場報告
2013年06月15日付 Radikal 紙
00:06:イスティクラル通りにバリケード―イスティクラル通りに集まったデモ隊は、バリケードを築き、火をつけた。警官隊とのにらみ合いが続いている。
23:14:イスタンブルの多くの箇所で集まった人々が、タクスィムへ行こうとしている。カルタル、オルタキョイ、カドゥキョイ、エティレル、ガーズィ地区でデモがおきている。.
23:04:機動隊は、デモ参加者が逃げ込んだディヴァンホテルの中に入ろうとしている。
22:56:ゲズィ公園内で、ここ数日、しばしば行われたピアノリサイタルで使われたピアノも、警察が押収した。
22:36:イスタンブル県知事発表―今晩、タクスィム・ゲズィ公園での警官の介入の結果、病院に29人の市民が運ばれた。しかし重傷者はいない。軽傷の市民には、必要な医療処置が行われている。
22:33:タクスィムでのガスや放水での介入の時、一部のデモ参加者は、タルラバシュやイスティクラル通りに逃げた。イスティクラル通りにあつまったグループには放水車が水をかけた。
22:30:エルドアン首相は、特別機(ANA)で21時10分にイスタンブルについた。エルドアン首相を、サビハ・ギョクチェン空港で、AKPのイスタンブル県支部長アズィズ・バブシュチュが迎えた。エルドアンとともに、エミネ夫人、娘のシュメイヤ・エルドアンもイスタンブルにきた。
22:17:ディヴァン・ホテルの怪我をした子供も―警官隊のゲズィ公園への介入ののち、何百人もの人がディヴァン・ホテルに逃げ込んだ。このため、警官隊は、ホテル内にも催涙ガスをまき散らした。建物内にガスがたちこめ、デモ隊は1階や上階の大広間に逃げ込んだ。女性、子供、障害のある人を含む何住人もの人が、広間には空調が入っていないため、床に倒れた。一部には気絶する人もでた。一部は、ホテルの前にでて旗をかかげトルコ国歌をうたった。一方、ディヴァン・ホテルには救急車が向かった。子供を含むけが人が病院に送られた。ホテルのなかでは、いまも、多くの人が待機している。
21:53:警官の介入の最初に、ゲズィ公園内の臨時診療所に100人以上の警官が入ったもよう。臨時診療所で治療されていた人々は、担架で運ばれた。ターリマーネの方面ににげ、警官に投石をしていた人々に対しプラスティック弾がつかわれた。ターリマーネ地区は、現在、沈静化している模様。
21:51:公園内にけが人―ゲズィ公園での警察の介入のときのおきたことは、カメラに残っている。ゲズィ公園から最初に逃げたのは、行商の物売りだ。その後、デモ参加者が、催涙ガスのつくる白い霧で、公園からでてきた。このときけが人も出た模様。
21:49:警官隊は、ハルビエにあるイスタンブル・ラジオ局の前でも催涙ガスを投下している。そこにいる群衆は、スローガンを叫びながら警官に抗議している。
21:46:イスティクラル通りの入り口で、装甲車での介入
イスティクラル通りからタクスィム広場に入ろうとする大勢の人々に対し、警官隊は装甲車から放水をし、妨害している。
21:41:市の清掃職員も公園内に入った。ゲズィ公園内のデモ参加者らは、警官に「催涙ガスや放水をやめてください、平和的なデモ行動をしているのです」といっている。
21:40:ゲズィ公園内にブルドーザー
ゲズィ公園に入ったブルドーザーが、テントやスタンドを撤去している。警官隊の介入は、公園の周囲やとくにディヴァンホテル周辺で続いている。
21:29:ディヴァン・ホテルに催涙弾
ゲズィ公園への警官隊の突入のとき、公園内やその周辺からディヴァン・ホテルへ逃げ込んだデモ参加者は困難な状況に直面している。警官がホテルの中にも催涙ガスを投げ込んだので、多くのデモ隊が隠れたホテルのロビーや上階で困難な状況が起きているという。
21:24:ゲズィ公園に、警官介入
ゲズィ公園運動19日目に、警官隊は再びゲズィ公園内に介入した。警官隊は、タクスィム広場の群集とゲズィ公園内のデモ参加者に対し、20時15分から警告のアナウンスをした。警官隊は、「これは最後の警告だ。ゲズィ公園からでなさい」「撤収のために、十分な時間が与えられた。皆さんの中にいる扇動者のいうことを信じないでください」「公衆の場を占拠しないでください。タクスィム広場にいる人々は、そこから離れてください」というアナウンスが行われた。しかし、群衆は解散しなかった。このため、警官隊は、夜のエザンの直後、20時50分ごろに介入をはじめた。最初に、装甲車で放水し、広場にいる人をそこから遠ざけた。続いて、催涙ガスを使いながら、ゲズィ公園内に入った。警官隊は放水と催涙弾でゲズィ公園に介入した。このとき、しばしば、「公園をでて、タルラバシュ通りの方にいくように」とのアナウンスがなされた。デモ隊の一部は、警官に投石した。警官隊とほぼ同時に救急車もゲズィ公園内に入った。1台のトラックも、ゲズィ公園の脇に止められている。警官隊の介入は続いている。
21:22:ディヴァン・ホテルに多くのデモ参加者が逃げ込み、警官隊は、ホテルのうち・外を問わず、大量の催涙ガスを使ったとみられている。ラディカル紙に話したホテル内にいるデモ参加者は、ホテル内では息をするのも苦しく、多くの人が苦しんでいると述べた。
21:15:イスティクラル通りで警官の対応に抗議するために集まった群衆にも、装甲車からの放水が行われた。
21:12:20時50分悪露に始まった警官隊の介入ののち、警官隊は、テクスィム広場とゲズィ公園を完全に掌握した。抵抗は、今も続いている。とくにゲズィ公園内にはけが人もいるとみられているが、警官は新聞記者やボランティアの医師の公園内への立ち入りを認めていない。イスティクラル通りとターリマーネ方面では、警官隊が1部グループに応戦している模様。
21:08:ゲズィ公園内の警官隊は、テントや旗を奪って、撤収している。
21:05:警官隊は、大量の催涙ガスを使っている。ゲズィ公園の上には白い煙がたちこめている。スラセルヴィ通りやイスティクラル通りにも煙がたちこめている。
21:01:一部のデモ隊は裏通りに集結しようとしている。
21:01:警官隊は、スラセルヴィ通りやイスティクラル通りでも、介入をはじめた。
20:59:警官隊は、ゲズィ公園内に入った。
20:56:警官隊は、ゲズィ公園およびタクスィム広場で介入をしている。
20:56:警官は、催涙ガスと圧力水で公園への介入をしている。警察の車両と機動隊の警官は、公園内に入った。
20:51:タクスィム広場とゲズィ公園で、放水車と催涙ガスでの警察の介入がはじまった。
20:34:警官隊は、ゲズィ公園にむけ、デモ活動をやめ、公園を出るようにとの呼びかけを行っている。メガフォンで呼びかけている警察幹部は、それが実行されない場合、介入が行われるといっている。
17:16:タクスィム・ゲズィ公園の入り口のバリケードが取り除かれた。ゲズィ公園内のテントでは、待機が続いている。公園には、デモ隊支援にくる人のほか、興味本位で来る人たちもいる。ゲズィ公園に来た人のなかに、一組のウエディングドレスの新郎新婦もいた。新郎新婦は、デモ参加者によって、歓待された。新郎新婦は、「過剰な愛」と名付けられたカフェも訪れた。
16:03:共和人民党も、ゲズィ公園のテントを片付けた。
15:15:タクスィム連帯プラットフォームが会合で決め、文章で発表した「抵抗、継続」が読み上げられ、デモ参加者らは、拍手とシュプレヒコールで応援した。
15:14:セバハト・トゥンジェルとSスッル・シュレイヤ・オンデル両議員は、平和民主党のテントの旗を降ろした。
15:00:運動がはじまった初日に火がつけられた機動隊のプレハブの交番が片づけられ、火事のあとの積み上げられた障害物が取り除かれはじめた。ここに共同テントをつくるのかとの問いに、プラットフォームの関係者は、「環境衛生のためにそうじをしている。共同テントをつくるかどうかは、まだ決まっていない」と述べた。
14:39:ゲズィ公園で、一部の政党や大規模組織のテントの撤収がはじまった。
14:30:昨日、公園の7か所で集会が開かれ、集会での結果はタクスィム連帯プラットフォームで8時間にわたり議論された。この集会の結果、今後のロードマップが決められた。それによれば、機関や政党、労働組合のテントはゲズィ公園から撤去される。それらに代わってここを見張るため、タクスィム連帯プラットフォームのテントがつくられる。タクスィム連帯プラットフォームは、戦いを、この「見張り番テント」で続ける。タクスィム連帯プラットフォームのこの共同テント決定に、トルコ革新労働組合連合(DİSK)、公務員組合連盟(KESK)、トルコ技術者建築家会議所連合(TMMOB)、トルコ医師連合(TTB)、人民民主会議(HDK)、平和民主党(BDP)、共和人民党(CHP)、労働党(EMEP)、トルコ共産党(TKP)、自由団結党(ODP)、SYKP は賛成した。しかし人々が寝泊まりのために使っているテントは誰も関与しない。公的な場である公園に人が個人としてテントを「張る・撤去する」という問題は、人々の自由な判断に委ねられる。ゲズィ公園周辺のバリケードも取り除かれる予定。また、ゲズィ公園内の旗やのぼりを撤去することも決定された。アンカラで亡くなったエトヘム・サルシュリュクの明日行われる葬儀では、家族の希望により、彼が殺されたクズライの現場で黙とうが行われる。その後、バトゥケント・ジェムエヴィで葬儀が行われると発表された。タクスィム連帯プラットフォームは、社会的なイベントに対する障害をとりのぞき、葬儀に敬意を払うよう求めた。
14:30:ゲズィ公園に、先週築かれたバリケードが14時30分ごろに活動家らにより取り除かれた。タクスィム連帯プラットフォームの一人は、質問にこたえ、「訪問者の出入りの不便を取り除くためです。そもそも、このバリケードは必要ではありません」と述べた。
13:57:タクスィム・ゲズィ公園で旗やのぼりの撤収はじまる
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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:30451 )