スタンディング抗議に、スタンディング抗議!
2013年06月19日付 Yeni Safak 紙
昨日タクスィム広場では、興味深い光景が繰り広げられた。 白いTシャツ姿の8人の活動家が、ゲズィ公園抗議運動の一環で「スタンディング抗議」として立ち続ける人々に対面する形で、数時間にわたり「スタンディング抗議」を行った。
ゲズィ公園抗議運動の一環として「スタンディング抗議」活動が始まったタクスィム広場では、興味深い反「スタンディング抗議」の光景が見られた。 アタテュルク文化センターの方を向いた「スタンディング抗議」参加者たちの前に、昨日「Duran Adama Karşı Duran Adamスタンディングマンに抗議するスタンディングマン」と書かれた白いTシャツを着た8人が立ちはだかった。 2つのグループの間には、これといった声の掛け合いはなく、ゲズィ公園抗議運動を支援するため行動を起こしている人々は、お互いに注意を呼びかけながら、挑発に乗らないようにしていた。警察関係者もその場にやってきて、新たな行動を起こしている人たち(「スタンディング」に「スタンディング」で抗議する人々)にたいし、緊張関係を生み出さないよう警告した。
新たな「スタンディングマン」たちはいかなる政治団体にも属しておらず、自身たちの意志で活動を行っていると述べている。 8人グループは、その後活動を終了して、タクスィムから去っていた。反「スタンディング抗議」を行っていた「スタンディングマン」たちは、並木のような形をつくって、タクスィムで注目の的となった。
■タクスィムでは読書時間
アタテュルク文化センターの前で待機を続けている警察隊は、一日中世界の古典文学をよんでいた。 タクスィムで警備を行っている警察隊に対して、お手製のケーキやボレッキを差し入れる市民もいた。 一方で、昨日声明を発表したタクスィム連帯プラットフォームでは、ゲズィ公園における抗議行動が終了させられたことを受けて、(今後は)別の小さな公園で抗議活動を続けるとしている。
(本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。)
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( 翻訳者:加園千尋 )
( 記事ID:30501 )