ハッダードアーデル、反革命分子を政府内に招き入れぬよう次期大統領に警告
2013年06月18日付 Jam-e Jam 紙
国会の原理派議員であるゴラームアリー・ハッダードアーデル氏は、「
貴族主義や贅沢主義、文化的敗北主義との対決を次期大統領に呼びかける。われわれが期待しているのは、宗教に異を唱え、敵意を抱いている者に次期政権内での活躍の場を与えないこと、である。同様に、反革命的な理論家たちが〔政権を陰で牛耳る〕長老的な役割を演ずるようなことがあってはならない」と強調した。
ファールス通信の報道によると、同氏は昨日の国会の公開会議における中間演説の中で、「対立と諍いを煽るような言動を慎み、〔行政権、立法権、及び司法権からなる〕三権の結束確保を追求し、国民各層の団結強化に向けて努力するよう、次期大統領に期待する」と表明した。
大統領選で〔途中まで〕ロウハーニー師と争った同氏は、「われわれが次期大統領に期待しているのは、経済的腐敗に対して真剣かつ聖域なき闘いを実施してほしいということだ」とした上で、「閣僚や協力者を選出する際、大統領には一部の党派に限定するようなことはせず、経済的腐敗との闘いを自らの信条としている人物を選んで頂きたい」と注文を付けた。
ハッダードアーデル氏はこの演説の別の箇所で、〔‥‥〕「われわれは貴族主義と文化的敗北主義との対決を、次期大統領に呼びかける。外国人との交渉では、国益を守るよう希望する」と述べた。
同氏はまた、イラン国民が選挙に高い意識で臨んだのは、〔イランにおける〕選挙が熱気を帯び、自由で、健全なものであるためだと述べた上で、「多くの国民が選挙に参加したことは、国民がイスラーム体制を信頼していることの証しである。イスラーム共和国は選挙で不正が行われるような国ではないという、88年〔=2009年〕の選挙後に革命最高指導者が仰ったことばを、国民が信じていることを示しているのだ」と語った。
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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:30511 )