アントニオ・パトリオッタ・ブラジル外相は、ブラジリアでバス料金の値上げに反対して始まり、警察の激しい介入により不正と公共サービス不足に対するデモへと変わった運動に対し、著名なジャーナリスト、クリスティアン・アマンプール氏のCNNの番組に出演した。
アマンプール氏はパトリオッタ外相にブラジルとトルコの抗議運動の比較を求めた。外相は、「両国では状況が異なると考えています。全体的にブラジルのデモは平和的でした」と語り、運動が今後もこのように続くと思っていると付け加えた。
アマンプール氏が5都市への軍隊の派遣について述べると、「暴力がいたるところで発生しているというのは噂であるかもしれません。非常に多くの人々に関わることですので、治安部隊は、必要な体制がとられなければなりません」と語った。当局はサンパウロとリオデジャネイロの交通機関の値上げ撤回したが、デモの終結には十分ではなかった。
■「独裁国家とは似ていない」
水曜日(19日)の晩の抗議者らは、サンパウロとブラジリアで道路を占拠する一方、リオデジャネイロでも大規模なデモ隊が警察と衝突した。リオデジャネイロのエドゥアルド・パエス市長は、「我々は市民がすぐに抗議を終えるとは考えていません。バス料金値上げ以上のことのため人々は抗議しているのであり、これは彼らの権利です」と話した。
BBCトルコ語放送によれば、パエス市長は、「独裁政権による国のデモとブラジルのデモは比較するのはよしましょう。我々はデモ隊を管理下におきたくありません」と表現した。
(本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。)
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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:30523 )