PKKがトゥンジェリの駐屯地建設地で働く建設現場監督を誘拐し、車両に放火したと言う情報を受けて、付近一帯で捜索が開始された。
トゥンジェリ発―トゥンジェリ県ピュルミュル郡カイマズテペ村付近で、道を遮断していたPKK党員が、建設中の軍警察駐屯地に向かっていた建設現場監督アブドゥッラー・バシュイイト氏を誘拐し、トラックに放火もしていたことが分かった。
ピュルミュル郡コジャテぺ村で建設中の軍警察駐屯地へ行ったアブドゥッラー・バシュイイト氏は、昨夜19:00頃、5人のPKK党員達によって、カズマズテぺ村の分岐点で行く手を阻まれた。
武器で脅しバシュイイト氏を車から降ろしたPKK党員達は、その後トラックを燃やした。PKK党員達はバシュイイト氏を連れて、森林地帯へと逃げた。
誘拐事件が報告された後、夕刻、現場一帯に向かったヘリコプターにより捜索活動が行われた。その後、今朝になって、ヘリコプターから軍警察特殊班が現場に降ろされ、捜索活動が始められた。
地域一帯での捜索活動中、PKK党員達が燃やした車両に関して、軍警察事件現場検証班が調査を行った。車両は、その後、現場から撤去された。ピュルミュル郡検察検察当局も事件に関して開始させた調査を継続している。
■エルズィンジャンでトラック4台と重機1台が焼かれる
エルズィンジャンでも、ダム建設地で請負会社所有のトラック4台と重機1台が放火され、放火犯に関する捜査が開始された。
事件は、昨夜22:00頃エルズィンジャンのケマーフ高速道路、30キロメートル地点にあるアジェムオール橋付近で起こった。
HESダム建設地で工事を行う請負会社に身元不明の人物が現れ、トラック4台と重機1台を燃やして逃げた。事件の後、地域に軍警察部隊が派遣され、逃走犯の捜索が始められた。
一方で、事件がテロによるものなのか、単なる放火なのかはいまだはっきりしていない。事件に関して、軍警察による幅広い捜査が始められた。
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( 翻訳者:田中けやき )
( 記事ID:30583 )