ハタイ・マルディン間で15日間に5634人の密輸者逮捕
2013年06月30日付 Milliyet 紙


陸軍司令本部第二軍司令部所属国境部隊は、ハタイからマルディンにかけての国境地帯において、大規模な密輸業者の摘発に着手した。

「国境の鷲」と呼ばれる国境部隊は、シリア国境でこの15日間に5634人の密輸業者を逮捕した。密輸業者とともに、1000を超える動物や麻薬、紙巻きタバコから銃弾に至る多様な密輸品が大量に押収された。
シリアにおける内戦は、国境地帯で長年にわたって存在する密輸をより増加させた。密輸業者との戦いの中で、国境部隊は対策の一環としてシリア国境の重要地点に深さ3メートル、幅2メートルの溝が掘られた。国境の自動車パトロールチームも数を増やした。6月15日にオウルプナル国境駐屯地の管轄地域で、シリア側で徒歩500人、馬に乗った者300人の密輸業者グループが、トルコ兵に発砲した。これを受けて、新型装甲兵員輸送車(GZPT)と戦術車輪装甲車(TTZA)からなるパトロールチームは、国境全体でより活動を活発化させた。

■羊、銃弾、麻薬、携帯電話…

参謀本部の記録によると、6月14日から20日の間に、シリア国境で2,559人が拘束され、麻薬59キログラム、麻薬のタブレット5,120個、紙巻きタバコ13,398カートン、水タバコの葉285キログラム、ガソリン77,930リットル、家畜427頭、駄獣2頭、拳銃4丁、カラシニコフ歩兵銃の弾299個、拳銃の弾26個、携帯電話89台、衣服1,543着、靴810足、自動車各種24台、自動車部品各種1,164個、電気製品5個、食料品2,520キログラムが押収された。
6月21日から27日の間に拘束・押収されたものの詳細は以下のとおり。3,075人、麻薬30キログラム、紙巻タバコ13,560カートン、タバコの葉359キログラム、ガソリン10万230リットル、家畜602頭、駄獣5頭、携帯電話57台、無線機5台、自動車各種24台、自動車部品各種29個、電気製品1個、食料品各種6,155キログラム、6万米ドル。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:30614 )