内務省は、リジェ郡での悲劇に関し、内務省監査官と2名の軍警察本部監査官2名を任命し、現地に送った。
内務省は、リジェ郡で軍警察駐屯地建設を巡る衝突で、1名が死亡し、二人の重体者を含む9名が負傷したとし、本件を行政側から検証するために、2名の軍警察本部監査官と、2名の内務省監査官を任命したと発表した。
内務省の発表によると、ディヤルバクル県リジェ郡カヤジュク村で建設中のカヤジュク軍警察駐屯司令部の建物に抗議し、作業を中止させようと、昨日(28日)の午後4時ごろに200人から250人の人々が集団で、シュプレヒコールを叫びながら、記者発表を行ったという。発表によると、その人々が、投石や火炎瓶を軍警察派出所や建設労働者のテントやコンテナを襲い、その結果、労働者の2つのテントとコンテナが燃やされたという。
人々が、建設労働者や駐屯地にいた警備要員に対し石や棒で襲ったという点を強調する内務省の発表では、次にように報告されている。
「このため、駐屯地にいた警備隊により、人々に解散するように警告がなされた。しかし、こうした警告にもかかわらず人々が襲撃をつづけ、有刺鉄線を超えて駐屯地に侵入しようとしたため、催涙ガスでの介入を行い、空に向け警告の発砲も行われた。この悲しむべき事件の結果、市民が命を落とし、2名の重傷者を含む9名が負傷した。本件についての、司法調査はディヤルバクル共和国検察庁によって進められており、このほかに内務省も、本件を包括的、かつ行政的観点から調査し、必要な研究を行うため内務省監査官と2名の軍警察本部監査官2名が任命され、現地に送られた。」
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:30618 )