トルコ大国民議会動議委員会のメフメト・ダニシュ委員長は、デルスィム事件に関して、参謀本部からすべての文書が提出されたと述べた。
ダニシュ委員長は、この件について行った会見で、参謀本部から最終的に委員会に約5千ページにわたる文書が提出され、このようにして参謀本部から提出された文書の数は約4万6千ページに達したとした。
デルスィム事件に関する文書の分類のために、様々な大学からの研究者を集めた一つの研究機関を作るという活動が続いているとするダニシュ委員長は、このためにアンカラ大学とユルドゥルム・ベヤズィット大学と話し合いの場を設けたと語った。
ダニシュ委員長は、この活動の一環として研究者が文書の分類と分析を行った後には、整然と整理された状態になると強調した。
デルスィム事件について、参謀本部から提示されたものを含めると、委員会には14万ページに近い文書が寄せられた。参謀本部は、今日まで約4万6千ページの文書を送付した。
■文書の内容
デルスィム事件について、参謀本部から来た文書の中には、地図、私信、通信文、諜報機関のレポート、評価、日誌と軍隊の派遣に関する文書、逃亡者のリスト、デルスィムに集められた武器、セイド・ルザの逮捕に関する情報、戦争記録、個々人の情報、プロパガンダ活動、現地での治安、治安上の警戒措置、フェヴズィ・チャクマクとイスメット・イノニュのこの地域への訪問、分離主義運動とスパイ活動に関する文書が含まれている。
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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:30622 )