イスタンブルLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスセクシュアル)が今日、イスティクラル通りを練り歩いた。今年で21回目となったLGBT・プライド・パレードでは、『抵抗』というテーマが掲げられ、ゲズィ公園問題の影響が色濃く見受けられた
数千人が参加したパレードで、まず初めにゲズィ公園デモで命を落とした人々の名前が一人ずつ読み上げられた。パレードの参加者たちは、犠牲者の名前が読み上げられるたびに「ここにいる!」と叫んだ。
■ゼキ・ミュレンも「抵抗しよう」と言った!
参加者たちは17時、タクスィム広場からテュネルに向かって行進した。手に「さあ抵抗しよう」「そうやって私たちは抵抗する」「私たちは戻らない」「愛の組織化である」「同性愛は病気ではない、差別主義こそ病気だ」「ゼキ・ミュレン(訳者註:1970~90年代に活躍した人気男性歌手。派手な衣装やメイクでも関心を集めた)に尋ねた、彼は「抵抗しなさい」と答えた」と書かれたプラカードを掲げるLGBTに対し、周りの人々も拍手でこれを支持した。この行列には、共和人民党のマフムート・タナル議員やドイツ緑の党のクラウディア・ロス議員なども参加した。
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Asahi 中東マガジンでも紹介されています。)
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( 翻訳者:池永大駿 )
( 記事ID:30638 )