イスタンブルのベイオール地区で、覆面をかぶり、顔を隠した集団が、乗客がいる私営バスに火炎瓶や石を投げて襲撃した。この事件で幸運なことに怪我をした人はいなかったが、集団はばらばらに通りへ逃げたため見失ってしまった。恐怖の瞬間、乗客の脳裏には同様に襲撃に遭い、命を落としたセラプ君(2009年11月8日、イスタンブル市営バスが襲撃された際に亡くなった高校生)のことが浮かんだ。
事件は、ダリュラジェーゼ通りにあるニシャンギャフのバス停前で、運行中の私営バスがバス停に接近しようとした際に発生した。顔を覆面で隠した集団は、たくさんの乗客を乗せエユプ~シシュリ間を運行中の私営バスに対し、火炎瓶や石を投げつけた。覆面の集団はその後、スローガンを叫びながら現場を後にした。
事件では幸運なことに負傷者が出なかったが、多数の火炎瓶や石が命中したバスは、かなり破損した。事件現場に駆け付けた警察は、逃げた覆面集団を捕まえるため付近の捜査を開始した。また警察は事件に関し、付近の監視カメラも調べ始めた。
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( 翻訳者:池永大駿 )
( 記事ID:30639 )