アダナ県で40歳のシャーヒン・イデムさんを捨てた34歳の妻ファトマ・イデムさんは、去り際に彼女が自分の家族が作らせたと主張する家の屋根と窓を取り外させた。
事件は、先週ユレイル郡バフチェリエヴレル街区1370通り12番地の住居で起こった。確定した4年間の懲役刑を理由に入所した市の職員シャーヒン・イデムさんは、執行猶予法により少し前に出所した。バフチェリエヴレル街区の役所で公務に従事し始めた。伝えられる所によればこの間にシャーヒンさんと口論となった妻ファト マ・イデムさんは、前夫との子供たちを引き連れ、他の子供2人を夫のもとに残し実家に帰った。以後、近親者らを送り込んだ彼女は、夫と暮らした、但し自分が作らせたと主張する住居のプレハブ屋根とPVC樹脂製窓を取り外させた。
■ 刑を理由に介入できなかった
執行猶予法に則り区役所で強制作業を行い服役中のシャーヒン・イデムさんは、再び入所しないために、自宅の屋根が撤去される際に介入できなかった。妻側の家族が自宅にあった所持品の一部を持ち去ったと断言するシャーヒンさんは、路上生活をしていると伝えた。シャーヒンさんは妻との2人の子供は里親に出す予定だとし、以下のように述べた:
「妻は私を捨てました。その後、彼女は兄らを送り込み自宅の屋根と窓を取り外させました。警察に電話しましたが、誰も介入しませんでした。彼らは所持品の一部をも持ち去りました。私が刑罰を受けぬようにと誰にも介入できませんでした。5歳と8歳の息子2人と路頭に迷いました。息子らを里親に出す予定です。できる限り早く身辺の整理をするつもりです。但し、国や慈善家から自宅の屋根をつくるための援助を求めます。」
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( 翻訳者:藤井庸平 )
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