裁判所、ゲズィ公園工事凍結への文化観光省不服申し立てを却下
2013年07月02日付 Hurriyet 紙
イスタンブル第6法廷は、ゲズィ公園へのトプチュ兵舎建設計画に関する「執行停止命令」に対する文化観光省の不服申し立てを却下した。法廷は、タクスィム・ゲズィ公園プロジェクトに関する最終判決を2か月以内に下す。
■執行停止決定
ゲズィ公園への工事をめぐっては、Peyzaj建築家会議所や、建築家会議所が法廷に不服申し立てをしていた。この不服申し立てを受け、2013年5月7日に最初の審議をしたイスタンブル第6行政裁判所は、「修復不可能な被害をもたらす」として執行停止の決定をした。多数決で決まったこの決定に対し、上級裁判官(üye hakim)は、「工事停止の必要はない」として、反対していた。
■文化観光省の方が、不服申し立て
その後、文化観光省の側が、執行停止の決定に不服申し立てをし、その弁論を裁判所に提出した。文化観光省の不服申し立てを審議した裁判団は、多数決による執行停止を支持する決定をした。最初の決定時に反対票を投じた上級裁判官は、今回は、執行停止決定を適切とし、文化観光省の不服申し立ての却下の側での票を投じた。しかし、最初の決定には賛成していた裁判長が、今回は反対票を投じた。「執行停止決定の停止」の側に一票を投じた裁判長は、文化観光省の不服は正当であるとした。
法廷は、タクスィム・ゲズィ公園プロジェクトに関する最終判決を2か月以内に下す。
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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:30666 )