イスタンブル第一行政裁判所、6月6日にタクスィム計画全体を棄却していた!
2013年07月03日付 Zaman 紙
イスタンブル第一行政法廷が、2013年6月6日付けて、「タクスィム広場歩行者専用化プロジェクト」を棄却していたことが、明らかになった。棄却決定は、トプチュ兵舎再建に関する文化観光省の不服申し立てを却下した、イスタンブル第六行政裁判所決定の中で言及された。この決定では、トプチュ兵舎再建計画が根拠としていた都市計画案が、第一行政裁判所によって6月6日に却下されていたことが明らかにされた。この決定は、タクスィムで続いている歩行者天国化、(車道)トンネル化、ゲズィ公園、トプチュ兵舎などの全プロジェクトを含んでいる。
イスタンブル第六行政法廷は、2013年5月7日に行った調査に基づき、ゲズィ公園にトプチュ兵舎への再建に関し執行停止を決めた。文化観光省は、これに不服申し立てをした。文化観光省の不服申し立てを審議した裁判所は、多数決により執行停止決定を支持した。この決定の根拠の提示により、イスタンブル第一法廷がタクスィム広場に関し、全計画を棄却していたことが明るみにでた。
この決定では、トプチュ兵舎の再建プロジェクトが根拠としていた5千分の1と千分の1計画が、第一行政法廷により2013年6月6日に棄却されていたことが明らかにされた。ゲズィ公園にトプチュ兵舎を再建するプロジェクトが、タクスィム広場の歩行者専用化プロジェクトの注記にあるとし、「(再建)計画が根拠としている都市計画が、(すでに)裁判所の決定で棄却されているこの裁判に、法的整合性はない」との表現が用いられていた。この決定に対しては、裁判長が、批判の注記を記している。
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Asahi 中東マガジンでも紹介されています。
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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:30677 )