宗務庁長官、今年の巡礼参加人数を発表
2013年07月07日付 Yeni Safak 紙

第32回トルコ本と文化フェアの開会式に参加した宗務庁のメフメト・ギョルメズ長官は、巡礼に行く予定の人々の注目を集める重要な発言を行った。ギョルメズ長官は、カーバ神殿の周りで行われている工事を理由に、サウジアラビア政府が各国に認める巡礼者の定員を20%減らしたと述べた。メフメト・ギョルメズ長官は、このためトルコから巡礼に行く予定の人のうち、14,800人の巡礼候補者が今年は巡礼に行けないことを述べた。メフメト・ギョルメズ長官はこの状況を非常に残念に思っていると述べ、今回行けなくなった巡礼候補者を来年巡礼に送り出すと述べた。

巡礼に行くことができなくなる候補者を明らかにするために、まず自発的に、来年、巡礼に行くことを望んでいた人を特定することを述べたギョルメズ長官は、残りの(巡礼に行けない)人も公証人が同席して行われる抽選の結果明らかになると話した。ギョルメズ長官は、同じ定員の削減が小巡礼にも行われると述べ、同時に5万人の人のみに小巡礼を行う許可がおりたため、多くの国民は、ラマダン中に小巡礼を行えないことを強調した。メフメト・ギョルメズ長官は、宗務庁の仲介で2万人が、旅行代理店の仲介で2万5千人が小巡礼に行くための申し込みを行ったが、行ける人はとても少なくなるだろうと述べた。ギョルメズ長官は、希望者はビザが発行されたあとに行われる申請順に小巡礼に送り出されると述べた。

他方、トルコ宗教財団によって催されたベヤズト広場での第32回本と文化フェアは、メフメト・ギョルメズ宗務庁長官、ヒュセイン・アヴニ・ムトゥル・イスタンブル県知事、イスタンブルのムフティーであるラフミ・ヤラル氏が参加した式典で開会した。ムトゥル知事とギョルメズ長官は、子供たちとともにフェアのテープカットを行った。メフメト・ギョルメズ長官とヒュセイン・アヴニ・ムトゥル知事は、ともにフェアを見て回った。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:30733 )