ディヤルバクル県リジェで、大麻草200万株廃棄大作戦
2013年07月08日付 Milliyet 紙
ディヤルバクル軍警察地方司令官セイフッラー・サルドゥク准将の指揮の下で行なわれた取締作戦によって、現在までに200万株以上の大麻草が差し押さえられ、廃棄された。この作戦により、615万株の大麻草が押収された。処分された大麻草の市場価格は3億1,100万リラに相当することが明らかになった。
リジェ郡、ハズロ郡、コジャキョイ郡の郊外で始まった麻薬取締作戦は現在(訳注:7月8日)も続いている。取締作戦は、ディヤルバクル共和国検察局の指示を受け、ディヤルバクル郡警察地方司令部の人員派遣と指揮のもと、リジェ、コジャキョイ、ハズロの山間部で早朝4時から、空からの応援を受けて開始された。この作戦には、軍警察860人、警察150人を含む1,010人の人員が投入されている。
ディヤルバクル軍警察地方司令官セイフッラー・サルドゥク准将の指揮の下で行なわれた取締作戦によって、現在までに10村で200万株以上の大麻草が押収され、軍警察と警察が組織したチームによって一掃された。また、夕方までに400万株の大麻草が押収される見込みであることが発表された。
■道に置かれた障害物は、重機によって除去
大麻草畑への接近を妨げるため、麻薬組織が岩を置いて道路を封鎖している様子が見られたが、治安組織が重機を用いて障害物を除去した。特別な訓練を受けた犬も参加したこの取締作戦で、大麻栽培に用いられる多数の物品が押収された。
他方、ギョゼバシュ村では女性を含む1集団が森林で火事が起きたと主張し、取締が行なわれている場所まで行進を始めた。この集団は、その途中で道を通りかかった装甲車に石を投げた。この村人たちは、大麻草が焼却されつつある様子を見ると、特に騒動も起こさず村へ帰って行った。
取締作戦は、ディヤルバクル共和国検察局の指示を受け、ディヤルバクル郡警察地方司令部の人員派遣と指揮のもと、リジェ、コジャキョイ、ハズロの山間部で早朝4時から開始され、空からの応援を受けて続けられていたが、すでに完了した。
この作戦では61万5,000㎡の土地で栽培されていた615万株の大麻草が押収され、廃棄された。無許可のショットガン1丁と大麻栽培に用いられる発電機11機、多数の物品が押収された。
ディヤルバクル軍警察地方司令官セイフッラー・サルドゥク准将の指揮の下で行なわれ、1,010人の人員が投入されたこの取締作戦において押収された615万株の大麻草の市場価格は、3億1,100万リラに上るとされている。
押収された大麻の量は、これまでディヤルバクルで軍警察地方司令部が行なった取締作戦の中で最大であることが明らかになった。
■ディヤルバクル共和国検察局の声明:
ディヤルバクル共和国検察局は、リジェ郡、ハズロ郡、コジャキョイ郡の郊外で実行され成功をおさめた取締作戦で、500万984株の大麻草が一掃されたと発表した。
検察局の文書による声明では、共和国検察局の指示により、ディヤルバクル軍警察地域司令部やディヤルバクル県軍警察司令部、ディヤルバクル県警察局が組織したチームが、リジェ郡郊外、ハズロ郡メシェバー周辺、クルマタシュ、サルエリキ村郊外、コジャキョイ郡ギョゼバシュ、ボユンル村郊外とエルデーメズ周辺において、違法な大麻栽培と麻薬製造が行なわれていた現場に対し、早朝4時に取締を開始し、18時30分に完了したことが明らかになった。
また、声明では次のことが明らかになった。
「軍警察によって約55万㎡の土地で栽培されていた555万株の大麻が、警察によって6万5,000㎡の土地で栽培されていた43万4,000株の大麻が、一掃された。大麻畑に水を撒くために掘られた井戸で用いられていた発電機11機と放水ホース、自動散弾銃1丁が押収された。廃棄された大麻草からは、約300トンの粉末大麻が製造できたであろうと推測される。」
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( 翻訳者:篁日向子 )
( 記事ID:30737 )