クーデターの口実になるという理由で批判されている、トルコ軍の国内活動法第35号を含む軍法の改正案の審議が、国会の本会議で始まった。
イスメト・ユルマズ国防相は、民族主義者行動党が「テロに対する戦いを弱体化させる」と反対している法案について意見を述べるため登壇。この時、断食中であることを忘れて、壇上においてあった水を口に含んでしまった。議員たちの呼びかけで断食中であることを思い出し、口に含んだ水を壇上に吐き出した。濡れた演壇は、警備員らがティッシュできれいにした。法案について述べたユルマズ国防相は、民族主義者行動党の批判に対し、「ひとつの県の範囲内に限られるテロ事件の場合、県知事の要請があれば、軍を派遣することは可能である」と答弁した。
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( 翻訳者:丸山 礼 )
( 記事ID:30787 )