なぜ我々の児童文学は世界で読まれないのか?(2):著作権法の欠如が壁
2013年06月27日付 Mardomsalari 紙
イラン児童青少年知育協会のセイイェド・サーデグ・レザーイー代表は、さらに、(イランが)著作権法 を承認していないこと[※]を批判し、それこそが[イランの]児童文学が世界的なものとなるための障壁であるとして、次のように強調した。
[※] WTOが同加盟国に遵守を義務付けている知的財産権に関する協定を示唆している。イランはWTOに加盟していないため、国際法上、知的財産権・著作権を守る義務を負わないという姿勢を示している。
我々の児童文学の内容は世界に通用するものであるのに、なぜ我々の文学は世界で読まれないのか。その原因は我々が著作権に関する法律を国家として承認していないからだ。著作権とは双方向に作用するものである。
もし我々が著作権法を受け入れれば、他の国々もまた、この法律に従い、我々の書籍を購入し[アドバンス等を支払って翻訳権を取得し]、翻訳する。我々が他国の出版業者と関係を持ちたいと望むとき、我々が著作権法を守っていないのを見れば、相手は我々との関係を断ち切ってしまうのである。
まえを読む
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:8410134 )
( 記事ID:30840 )