サウジアラビアと「イスラム銀行」がイエメンに助成金
2013年07月21日付 al-Hayat 紙

■サウジアラビアと「イスラム銀行」がイエメンに助成金

2013年7月21日『ハヤート』

【サナア:本紙】

イエメンの当局者は、政府が次の木曜日に「サウジアラビア開発基金」ならびに「イスラム開発銀行」との融資協定に調印することを明かした。その額は、イエメンがアラブ首長国連邦とクウェートを含む外国融資を求める枠組みの中での動きで、2億6,500万ドルに上る。

計画・国際協力省の外国金融計画部門のムハンマド・マスーリー次官は、ムハンマド・サアディー計画大臣が来週、サウジアラビアで二つの融資協定に調印することを確認した。これらは、サナアにおける「アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王医療都市」計画と、サナアのメイン・ジャンクション計画で、前者には2億ドル、後者には5千万ドルがそれぞれ融資される。

同次官は、医療都市計画は国民の医療サービス受益率の向上に貢献するため、治療および予防の医療サービスの発展を目指すものであると述べた。そして、この医療都市の建設の第一段階として、がん・腎臓の専門医や一般・専門外科、心臓病、心臓外科において約500床のベッドが設備される。

サナア市のジャンクション計画は、交通渋滞やあらゆる種類の重量車輸送通行の問題に起因する交通マヒの解消を目指している。このジャンクションは市街地や居住地区の道から離れ、首都サナアの新たな環状道路の建設を通して、首都の入口と西・南・東を結ぶものである。2012年にリヤドにて合意文書への調印がなされたこの計画のための融資額は13億3千万ドルに達する。

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( 翻訳者:榎本飛鳥 )
( 記事ID:30922 )