アブダビ首長国:400億ドルかけて石油部門を開発する
2013年07月25日付 al-Hayat 紙

■アブダビ首長国は400億ドルかけて石油部門を開発する

2013年7月25日『ハヤート』

【アブダビ:シャフィーク・アサディー】

バグダード、ニューデリー、ロンドン ロイター通信 「アブダビ国営石油会社」(ADNOC)は、アブダビの石油産業を400億ドルかけて開発する事業を実施すると発表した。この事業は、生産力の増強、(石油の)探鉱、新規油田での生産を含んでいる。

「ADNOC 」のガス部門のムハンマド・ビン・アブドゥッラー・スワイディー部長は、同社が3年前からこれらのプロジェクトの実施を開始しており、事業の一部は今後2年以内に終了する予定であると強調した。さらに彼は、ガス事業への投資額はこれらのプロジェクトに注入された投資の最大のシェアを占めており、ガス事業への投資は250億ドルに達すると指摘した。

スワイディー部長は、次の11月に「アブダビ国際石油展示会と会議—ADIPEC2013—」が開催されるとの発表のために開かれた記者会見の中で「ADNOC」は「シェル」と共同で陸上地域の「バーブ・フィールド」内における酸性ガス事業の開発に世界的な入札を公示すると述べた。彼は、プロジェクトが2020年に一日あたりのガスの生産力が10億立方フィートとするよう作成された計画に従って進行していることを指摘した。

スワイディー部長は、エネルギーの国内需要は増加し続けていると言及した。そして、「ADNOC」は現在実施中の事業を通じ、国内市場に追加的なガスを十分供給すると強調した。さらに「ADNOCは、2年前にこれと同様の酸性ガス開発事業を開始した。事業をエクソン・モービルの協力ではブシャーンにて100億ドルをかけて実施しているもので、2014年に生産段階に入る予定である」と指摘した。

「ADIPEC 2013」展示会は、戦略上・商業上の主要な課題に光を当てる努力の中で複数の重要なテーマを扱い、国際的な(生産)実施企業の幹部や、炭化水素酸業の諸分野の著名な報告者が参加する。

(後略)

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( 翻訳者:渡真利菜々 )
( 記事ID:30946 )