ソマリアで、トルコ大使館標的テロ―トルコ人1人を含む6名死亡
2013年07月28日付 Zaman 紙
ソマリアの首都モガディシュで昨日、トルコ人を標的にした二つの襲撃事件が発生した。この事件では爆弾を搭載した車両が使用され、トルコ人1名を含む6人が死亡し、多数の負傷者が出たと報道された。
トルコ大使館を標的にした最初の攻撃で、自爆テロ犯1名が、爆発物を搭載した車両を起爆させた。この事件でトルコ人警官1名のほかさらに3名が死亡した。トルコの援助で設立されたシファ病院へ向けられた襲撃では、2名が命を落とした。大使館への襲撃はアル・カイダと関連のあるアル・シェバブによるものと見られている。
タイイプ・エルドアン首相は襲撃に関して会見を行い、「襲撃犯らもイスラム教徒であると見られています。なぜ襲撃をしたのか?トルコはモガディシュに、ソマリアに支援を行っているというのに。救護機を派遣しました。殉職した警官の遺体や負傷したトルコ国民をこれで搬送します」と述べた。ベキル・ボズダー副首相もソマリアからの留学生らとのイフタールの会食で、襲撃の主謀者や実行犯らを痛烈に非難したと述べた。エゲメン・バウシュEU相兼交渉代表は、一部の勢力が、タクスィムの事件では行えなかったことを、今日のエジプトやソマリアで行おうとしていると述べた。
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( 翻訳者:佐藤悠香 )
( 記事ID:30978 )