自由シリア軍(ÖSO)アレッポ軍事評議会代表のアブドゥルジャッバール・アカイディー大佐は、政府軍と衝突する一方でPKKに背後から攻撃を受けているとして、「PKKの根を断つ」ことを主張した。
シリア北部で(シリアのPKK関連組織である)民主統一党(PYD)と反政府軍との間で衝突が続く一方、ÖSOは、「PKKに対し積極的な戦いを開始する」と表明した。反政府軍は、政府軍と戦う一方でPKK(PYD)部隊から毎回攻撃を受けていると述べ、これ以上「PKKの行動を許容できない」と述べた。
ÖSOアレッポ軍事評議会代表のアカイディー大佐は、アレッポの部族長やコミュニティの指導者らと一同に会し、「PKKに今後容赦しない」と述べた。アカイディー大佐は、「タウヒード旅団と連絡を取った。あるだけの軍需物資を渡そう。もはやこの問題に対して黙ってはいられない。毎回PKKと交渉を行ったにもかかわらず、毎回背後から攻撃を受けた。これ以上情けはかけないし、容赦もしない。不可能だったとしても(PKKの)根を断つ」と述べた。
アキディ大佐は、標的はPKKのみであり、クルド民衆には一切の敵意を抱いていないと述べ、「我々の標的はPKKのみである。我々はPKKについてのみ言及している。クルド人たちについて言っているのではない。このことをよく理解していただきたい。クルド人は我々の兄弟だ。同様に彼らも我々とともに戦っている。クルド人の兄弟たちからなるエゼリ旅団は我々と肩を並べて戦っている」と述べた。
PYDは、先週反政府軍と衝突し、シリア北部のラアス・アル=アインを占領していた。
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:31069 )