ラマザン明け祝日用のデザート購入の際の注意点!
2013年08月04日付 Hurriyet 紙

断食明けの祝日まであとわずかとなり、市民のデザートの注文が増え始めた。デザート製造業者はアンカラの人びとに向けて、健康を脅かす有害な添加物と生産された食品について、注意を喚起している。

客人にデザートをふるまう伝統をもつ断食明けの祝日まで残りわずかとなった。こうしたなか、市民はデザートの注文を始めている。首都のデザート製造業者は、ア ンカラの人びとに祝日を前にして、不衛生な条件下で製造を行い、有害な添加物を使用している未登録の製造所について注意を促している。タツノオトシゴ(デニザトゥ)菓子店の経営者であるオザン・スルトオール氏は、断食明けの祝日には欠かせないバクラヴァの製造は、徹底的な衛生管理が必要なプロセスだと述べる。スルトオール氏は首都の人びとがデザートを購入する際の注意点を、本紙のアンカラ支部に説明した。

■果実シロップにはグラニュー糖が使われるべき

「バクラヴァ用の小麦は、赤小麦か硬質小麦から選ばれなければなりません。使われる水、ピスタチオ、バターはバクラヴァの味を左右します。良質の果実シロップはグラニュー糖から作られます。しかし市場では、安く製造するために産地が不明の原材料が使用されています。一部の製造者は、砂糖の代わりに異性化 糖液、ピスタチオの代わりに乾燥エンドウ豆との混合物を使用しています。価格優位性に騙された市民は、発がん物質を含む食品を消費しているのです。私たちはアンカラの人びとに、自分の身体の健康のために、安価だからといって健康に有害なデザートを消費しないよう、呼びかけています。」

■チョコレートから「パキッ」という音が来るはず

断食明けの祝日の伝統のもう一つがチョコレートだ。アンカラの人びとが祝日用のチョコレートを購入する際の注意点について情報をくれたタツノオトシゴ菓子 店の経営者であるオザン・スルトオール氏は、良質なチョコレートは艶々していなければならないと述べた。また、買い物の際、真のチョコレート を見分けるために次のことが必要だと話した。

「嗅いだときにチョコレートの香りが来て、輝いているように見えなければなりません。ビターチョコレートは割ったときにパキッという音が出るはずです。これはカカオバターの濃度を示しています。手に取った際、体温で溶け始めるはずです。価格は含まれるカカオバターの割合によって変化します。一部の業者は、 人の健康は二の次で、不衛生な環境で工業用油を使ってチョコレートを製造しています。価格は安いですが、こうした食品は健康を脅かしています。」



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:小川まどか )
( 記事ID:31077 )