イスタンブル広域市が、エティレル-チャムルジャ間で行うプロジェクトにより、一時間6千人、一日に10万人がボスフォラス海峡をロープウェイで渡れるようになる。
イスタンブル広域市の書面発表によると、市の専門家らは、(イスタンブルの)ヨーロッパ側からアジア側に伸びるロープウェイに関する調査をほぼ終えた。エティレル・ユスキュダル(チャムルジャ)間で、一時間に6千人を運ぶプロジェクトに関する取り組みの最近の状況が、イスタンブルのカーディル・トプバシュ市長に報告された。
■2キロになる
エユプとマチカの後にベイコズでカルルテペとユシャ・テペスィ間にロープウェイを設置するための取り組みが始められる。パシャバフチェ海岸から最も高い丘へと伸びる一つ目のロープウェイは、2キロの距離の空中散歩で海峡の観光を保障する。カルルテペとして知られる遊歩道にロープウェイでアクセスできる。
ユシャ・テペスィへのアクセスを保障する二つ目のロープウェイでも海峡を観光することができる。海峡の端の部分にある廟にオルタチェシュメからロープウェイで行くことができる。イスタンブル広域市とベイコズ区の協力で行われるこの取り組みは、遊歩道の整備と共に続けられる。広域市は、カルルテペ・ピクニック広場の整備のために入札を行う一方、入札後はロープウェイのための取り組みを始める。
■観光と経済に貢献する
イスタンブルの第二のチャムルジャの丘として名付けられたカルルテペが保養・観光地となることが、この取り組みで後押しされる一方、望めば高速道路で楽に来ることができるカルルテペにロープウェイでのアクセスが保障される。ロープウェイ・プロジェクトが、地域の観光と経済にも貢献すると見られている。
■一日に10万人
発表で自身の見解に触れたイスタンブルのカーディル・トプバシュ市長は、以下のように話した:「アジアからヨーロッパへ、つまり一つの大陸からもう一つの大陸へロープウェイで行くことは重要であり、興奮を与えるものとなるだろう。イスタンブルの海峡を渡るこのロープウェイでは、アルトゥニザーデで乗り換えチャムルジャへも行ける。アジア側でベイコズの二つの丘もロープウェイで結ばれる。エティレル-チャムルジャ間でのプロジェクトにより、一時間に6千人、一日に 10万人が海峡をロープウェイで渡れるようになる。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:菱山湧人 )
( 記事ID:31147 )