モハンマド・バーゲル・ノウバフト氏(左)とエルハーム・アミーンザーデ氏(右)
大統領は昨日、別個の辞令の中で、モハンマド・バーゲル・ノウバフトとエルハーム・アミーンザーデの両氏を副大統領に任命した。
昨日ハサン・ロウハーニー大統領が出した辞令で、ノウバフト氏は「企画・戦略監視」担当副大統領兼「マネジメント開発・人的資本」担当副大統領代行に任命された。
ノウバフト氏に副大統領としての地位が二つ委ねられたことは、ロウハーニー大統領がこの二つを合併して、「行政企画庁」を復活させることを真剣に考えていることを示している。
行政企画庁は、マフムード・アフマディーネジャード大統領時代の初期に、二つの大統領府直轄の局に分割させられた。しかし先の大統領選が終わって数日後に、国会は行政企画庁を復活させる緊急法案を可決していた。
この法案で、議員らは「企画・戦略監視」局と「マネジメント開発・人的資本」局の二つを合併し、再び「行政企画庁」を設置することを〔政府に〕求めた。同庁の仕事内容は、国全体の予算の策定と、予算執行や開発計画の策定にあたっての各行政機関のパフォーマンス評価である。
この法案が〔護憲評議会の承認によって〕最終的に認められた場合は、行政企画庁は長くとも3ヵ月以内に、再び復活することになる。
〔‥‥〕
ロウハーニー大統領はまた、別の辞令の中で、エルハーム・アミーンザーデ氏を法律担当副大統領に任命した。〔‥‥〕アミーンザーデ氏は元国会議員である。
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( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
( 記事ID:31181 )