ディヤルバクルで2家族殺し合い7名死亡―PKK入隊をめぐり対立
2013年08月17日付 Yeni Safak 紙


ディヤルバクル県ホズロ郡のチフトバフチェ村で、長い間連絡の途絶えていたウウルラヤン家の2人の若者が、テロ組織PKKに入隊していたことがわかった。ウウルラヤン家はこの状況の責任はテキン家にあるとみなした。昨日(16日)、両家のあいだの緊張は言い争いから武器を持った衝突へと変わった。女性4人を含む7人が死亡、5人が負傷した。

テロ組織PKKは、今回は異なる攻撃を加えた。ディヤルバクルで2人の若者がPKKに入隊したため、2つ家族の間で武器を持った紛争が起こり、7人が死亡、5人が負傷した。この事件は、ディヤルバクル県ハズロ郡のチフトバフチェ村で起こった。ウウルラヤン家は、音信不通になっていた2人の若者が山に入りPKKに入隊したという連絡を受け取った。ウウルラヤン家は、この状況に関してテキン家の責任を追求した。

■厳重な対策

このため、ウウルラヤン家とテキン家の間で昨朝言い争いが発生し、すぐに武器による紛争へと変わった。この紛争ではカラシニコフも使用され、ベドリイェ・ウウルラヤンさん、アイセル・ウウルラヤンさん、メフメト・テキンさん、シャディイェ・テキンさん、セヴィム・テキンさん、アブドゥッラー・テキンさんと、氏名未発表の1人が死亡した。紛争では5人が負傷した。負傷者はディジレ大学(DÜ)医学部付属病院に搬送されたが、そのうちレムズィイェ・テキンさん(23)は重体で、セヤフ・ウウルラヤンさん(33)は教育研究病院に搬送されたという。遺体は検視のためディヤルバクル国立病院とDÜ医学部付属病院遺体安置所に移送された。事件後、軍警察は村に広範囲にわたって警戒網を張った。紛争が起こった辺りにはバリケードテープが張られ、事件現場には多くの銃弾の痕が見られた。

■警察は警戒中

ディヤルバクル県庁の会見によると、ウウルラヤン家とテキン家の間で発生した紛争で、7人が銃で撃たれ死亡、5人が負傷したという。軍警察は会見で、レンジャーと装甲車が十分な武力とスピードで事件に介入したことを明らかにし、「事件に関して多角的な調査や研究、取り調べが継続されている。新たに痛ましい事件が起こらないために必要なあらゆる対策が取られている。事件の解明と加害者の確定および逮捕に関して、あらゆる治安組織が注意を払っている」と述べた。

■家に押し入った

一方、チフトバフチェ村の元ムフティ、アブドゥルセラム・ウウルラヤンさんは、「ウウルラヤン家の2人の若者が3日前山に向かった。ウウルラヤン家はこの原因は親戚であるテキン家あると考え、テキン家に押し入った。非常に遺憾だ」と述べた。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:31204 )