イランのティール月のインフレ率、37.5%に:中央銀行が発表
2013年08月20日付 Mardomsalari 紙

 前年同時期比で、食料品・清涼飲料水の消費者物価指数は、平均で52.1%上昇した。そのうち、食料品の物価指数は51.3%、清涼飲料水〔※恐らくミネラルウォーター等も含む〕の物価指数は71.4%の上昇だった。

 イラン都市部の消費者物価指数に関する中央銀行の報告によると、今年のティール月〔2013年6/7月〕〔までの1年間の平均〕のインフレ率は、〔前月の〕ホルダード月〔2013年5/6月〕のそれに比べて1.6ポイント上昇して、37.5%となった。また、ポイント・トゥー・ポイントのインフレ率〔※1年前の同じ時期に対する物価上昇率〕は〔ホルダード月に比べて〕0.2ポイント上昇して、44%となった。

 中央銀行が発表したイラン都市部の消費者物価指数に関する報告によると、1392年ティール月〔2013年6/7月〕の同指数(インフレ指数)は171.7ポイントとなった。この数字は前月と比べて1.4%の上昇で、前年同時期比では44%の上昇だった。

 また、今年最初の4ヵ月間〔2013年3月21日〜7月22日〕の消費者物価指数は、前年同時期比で43.3%の上昇だった。

 1391年ティール月〔2012年6/7月〕に至る12ヵ月間に対する1392年ティール月に至る12ヵ月間の平均インフレ率は、37.5%だった。

〔‥‥〕

 1392年ティール月の食料品・清涼飲料水グループの物価指数は、前月に比べて0.3%低下した。この低下の主な原因は、ウリ系の果物が14.5%、トマト12.0%、ブドウ23.3%、根菜類9.8%、モモ18.7%、ナス16.7%、バナナ5.6%、サクランボ21.2%、キュウリ5.1%〔‥‥〕などの食料品の物価指数が下がったためである。

 他方で、一部の商品の物価指数は上昇し、鶏肉で7.2%、1級国産米4.5%、ジュース5.3%、葉物野菜4.2%〔‥‥〕の上昇だった。

〔‥‥〕

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( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
( 記事ID:31237 )